ARTISTS
小池正典
Masanori Koike
小池正典は1984年埼玉県生まれ。2006年明星大学造形芸術学部卒業、09年佐賀県有田窯業大学校卒業。主な個展に、「転がる石」(PENSEE GALLERY、群馬、2021)、「明日発掘される未来」(gallery MUMON、東京、2019)、「おはようpeopleおやすみdancing」(NANJO HOUSE、東京、2019)、グループ展に、「TAG BOATartfair」(産業貿易センター、東京、2021)、「SICF19」(spiral、東京、2019)、「怪獣たちのいるところ」(TAGBOATgallery、東京、2018)など。受賞歴に、TOKYO DesignWeek Art部門グランプリ(2016)、TAG BOAT independent台北特別審査員賞、wonder seed2018入選など。
「無常感を表現している。
あらゆるものの有限性はそこから生じる喪失感をはらむ。
喪失感は可愛いや愛おしさという感情が含まれると思う。 いつかは物は壊れてしまう、身体も失われてしまう。近年の自然災害などで感じるのは圧倒的な大きな力で一瞬にして崩れていく平穏な日常があり 大きな変化がある不安定な上に私たちの営みは成り立っているということだ。 そういうものの上に私を取り巻く日常の風景がある。こうした現実が、日常の裏にあるということを自然に示しているのが、「かわいい」や「愛おしい」といった言葉なのではないだろうか。絶えず変化していく日常に潜む可愛いや愛おしさを記録したい(小池正典)。」
「無常感を表現している。
あらゆるものの有限性はそこから生じる喪失感をはらむ。
喪失感は可愛いや愛おしさという感情が含まれると思う。 いつかは物は壊れてしまう、身体も失われてしまう。近年の自然災害などで感じるのは圧倒的な大きな力で一瞬にして崩れていく平穏な日常があり 大きな変化がある不安定な上に私たちの営みは成り立っているということだ。 そういうものの上に私を取り巻く日常の風景がある。こうした現実が、日常の裏にあるということを自然に示しているのが、「かわいい」や「愛おしい」といった言葉なのではないだろうか。絶えず変化していく日常に潜む可愛いや愛おしさを記録したい(小池正典)。」