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大崎リョウ

Ryo Osaki

 大崎リョウは1999年生まれ。武蔵野美術大学工芸工業デザイン学科在籍。幼少期から写真とモノづくりに惹かれ、自分を表現するためにほかが真似できない自分オリジナルの表現方法を模索。デジタル世代ではあるものの、趣味のフィルムカメラ修理が高じて高校生の時に廃材や木工を応用して初めて自作レンズ制作する。この自作レンズを使った作品シリーズでは、編集や加工といった撮影後のハイテクでは表現できない色味・空気感を生み出している。主に東京の団地や日常的な風景を写しているが、「モノづくり」という切り口からの写真・映像表現を追求することで、「撮る」という行為の本質に迫ろうとしている。