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宇治野宗輝

Muneteru Ujino

 1964年東京都出身。東京藝術大学美術学部工芸科染織専攻卒業。ジューサーやドリル、タンス、自動車などの家電製品やジャンク品を自由自在に組み合わせた大規模なサウンド・スカルプチャーのシリーズ「The Rotators(ザ・ローテーターズ)」やライブ・パフォーマンスなどを発表。大量消費・大量廃棄社会や、日本における輸入文化受容のあり方へのアイロニーと批評性に満ちた作品を手がけてきた。また、97年に結成した松蔭浩之とのバンドアートユニット「ゴージャラス(GORGEROUS)」でも活動を行う。

 近年は、宇治野制作のオブジェが和室でパフォーマンスする様子をとらえた映像作品《ライヴズ・イン・ジャパン》(2018)や、宇治野本人が日本語なまりの英語を使って一人語りを展開する、ドキュメンタリー的手法の映像作品「プライウッド・シティ・ストーリーズ」(2017-18)など、戦後日本を批評的に再考する新たな展開を見せる。

 これまで参加した主な展覧会に「六本木クロッシング2010展:芸術は可能か?」(森美術館、東京)、ヨコハマトリエンナーレ2017「島と星座とガラパゴス」など。2003年、第6回岡本太郎記念現代芸術大賞特別賞を受賞。