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松下徹

Tohru Matsushita

 松下徹は1984年神奈川県生まれ。2010年東京藝術大学先端芸術表現科修士課程を修了。化学実験や工業生産の技術によって絵画作品を制作。高電圧の電流によるドローイング、塗料の科学変化を用いたペインティングなど、システムが生み出す図柄を観測・操作・編集するプロセスにより絵画作品を制作。近年はパターンや記号など、一定のルールによって生成される幾何学的形態をハンドペイントで描く作品シリーズに取り組んでいる。ストリートカルチャーに関する企画を行うアートチームSIDE COREのディレクターの1人でもあり、国内のストリートカルチャーに関するリサーチ/執筆をおこなっている。近年の個展に、「Long Circuit」(HARUKAITO by island、東京、2020)、「CUTTER」(SNOW Contemporary、東京、2019)など。