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横山裕一
Yuichi Yokoyama
横山裕一は1967年宮城県生まれ。武蔵野美術大学美術学科卒業。疾走感のある描線やオノマトペ、途切れることなく描かれる時の流れや独特なキャラクターを特徴とする、セリフや明確なストーリーの存在しない作品を制作。そのスタイルは「ネオ漫画」とも称される。単行本に、『ニュー土木』(イースト・プレス、2004)、『トラベル』(イースト・プレス、2006)、『ベビーブーム』(イースト・プレス、2009)、『世界地図の間(ま)』(イースト・プレス、2013)など。高濃度蛍光色をふんだんに使用することで、鮮やかな色彩の原画を再現した『BABY BOOM FINAL』(Akio Nagasawa Publishing、2010)なども出版される。主な個展に「横山裕一展〜きみはネオ漫画をみたか〜」(三菱地所アルティアム、福岡、2011)、「これがそれだがふれてみよ」(兵庫県立美術館、2014)「横山裕一×シュルレアリスム」(宮崎県立美術館、2014)、「横山裕一<これをネオ壁画と呼ぶ>集合する名士とけもの」(京都国際マンガミュージアム、2015)など。