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地方でアーティスト活動を続ける「新たな仕組み」とは? 3331で広島県が移住セミナーを開催

中国・四国地方で最大の人口を有する広島県がアーティストに向けた移住セミナー「HIROBIRO.ひろしまinトーキョー アーティスト×地方ライフ編」をアーツ千代田3331で開催。同県在住のアーティストたちと、『美術手帖』編集長・岩渕貞哉が登壇する。

広島でアーティスト活動を続ける山中洋明

 地方への移住に高い注目が集まる昨今。中国・四国地方で最大の人口を有する広島県も、他の地域からの移住促進に力を入れている。

 アーティストにとって、東京ではないと成り立たないアートシーンとのつながりや収益モデルがあるいっぽう、東京で創作活動を継続していくためには,時間的・空間的・経済的な課題がある。そこで、今回開催されるセミナー「HIROBIRO.ひろしまinトーキョー アーティスト×地方ライフ編」では、環境に恵まれた地方でそれらの課題を解決しながら創作を継続できる「新しい仕組み」をつくることは可能かどうかを探る。

後藤靖香 覚悟のイロハ2016 布に墨汁、撥水剤 
「高見島-京都:日常の果て」展示風景(2017年、京都精華大学)撮影=表恒匡

 登壇するのは広島県内の田園地帯や山里で、それらの課題に対応しながらそれぞれのかたちでアーティスト活動を続けている島田愛子(日本画・木版画家)、後藤靖香(画家)、田中賢(金属彫刻家)の3名と、『美術手帖』編集長・岩渕貞哉。地方でアーティスト活動を継続する新たな仕組みとは何か? その現状と課題を語り合う。

 実体験に基づいた活動報告を通じて、東京以外でのアーティスト活動を考える貴重な機会となる。

島田愛子が参加した北広島町の「筏津芸術芸術祭」

編集部

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