2017.8.29

彫刻家・板東優の創造の原点を探る。「ポートレイトから始まる線の果て」展開催

彫刻家・板東優のデッサンを中心とした展覧会が、東京・銀座のポーラ ミュージアム アネックスで開催される。会期は9月8日〜10月1日。

板東優
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 板東優は1952年北海道帯広市生まれ。20代のはじめにイタリアへ渡り、ローマアカデミア エミリオ・グレコ教室で学ぶ。ニューヨーク在住を経て、2016年からは帯広市を拠点に活動している。

 板東は、ドローイングを彫刻制作のためだけでなく、自身の表現の根本に位置づけ、「ポートレイト、ヌード、そして樹のドローイングを描くことで、体内に線を集積してゆく、それが塊となり、彫刻になるというのが私の基本的な制作姿勢である」と語っている。

 本展ではデッサンを中心に、東京では初出展となる作品や新作を通じ、その創造の原点を探る。

板東優