MUSEUMS / GALLERIES

樂美術館

京都
 樂美術館は樂家十四代吉左衞門・覚入が1978年に設立し、樂焼窯元・樂家に隣接して建つ。収蔵品は樂歴代作品を中心に、茶道工芸美術品、関係古文書など樂家に伝わった作品を中心に構成される。

 樂家伝来の収蔵作品の多くは、450年の長きにわたって、樂家歴代が次代の参考になるよう手本として残してきたもの。樂家の人々はこれらの作品を制作の糧として樂焼の伝統を学び、それぞれ独自な作陶世界を築いてきた。樂美術館には、樂焼450年の伝統のエッセンスが保存されている。