「KYOTOGRAPHIE 2024」(京都市内各所)開幕レポート。時間や場所を超えて写真が伝えるものは何か
ジェームス・モリソン「子どもたちの眠る場所」展示風景より 柏田テツヲ「空(くう)をたぐる」展示風景より。自分がそこにいたという証を写真のなかに織り交ぜるにあたって、柏田は農園のなかで何度も引っかかったという蜘蛛の巣というモチーフを選んだ。逆光でなくてはその存在を目にすることが困難な蜘蛛の巣は、環境変化のメタファーでもある 川田喜久治「見えない地図」展示風景より、「Vortex」シリーズの映像作品 「From Our Windows」展示風景より、潮田登久子「冷蔵庫/ICE BOX」シリーズ。
川内と潮田が交流するのはこの展覧会が初。スペースをあえて分けて展示することで、被写体や自身のルーツに関する共通点を浮かび上がらせるようにキュレーションされている 「From Our Windows」展示風景より、潮田登久子「マイハズバンド」シリーズ 「From Our Windows」展示風景より、川内倫子「Cui Cui」シリーズ 「From Our Windows」展示風景より、川内倫子「as it is」シリーズ。川内はこのシリーズについて「この3年間に彼女(娘)から見せてもらえた世界は自分にとっての財産である」と語った Birdhead「Welcome to Birdhead World Again, Kyoto 2024」展示風景より、「Bigger Photo」シリーズ Birdhead「Welcome to Birdhead World Again, Kyoto 2024」展示風景より、インスタレーション作品 クラウディア・アンドゥハル「ダビ・コペナワとヤノマミ族のアーティスト」展示風景より展示風景より、《Genopcide of The Yanomami: Death of Brazil 1989 / 2018》 左から、チアゴ・ノゲイラ(キュレーター)、ダビ・コペナワ(本展監修、ヤノマミ族リーダー・シャーマン) クラウディア・アンドゥハル「ダビ・コペナワとヤノマミ族のアーティスト」展示風景より クラウディア・アンドゥハル「ダビ・コペナワとヤノマミ族のアーティスト」展示風景より ヨリヤス「カサブランカは映画じゃない」展示風景より ヨリヤス「カサブランカは映画じゃない」展示風景より ヨリヤス「カサブランカは映画じゃない」展示風景より。ブレイクダンサーであったヨリヤスがどのように撮影を行なっているのかを映した映像作品 イランの市民と写真家たち「あなたは死なない──もうひとつのイラン蜂起の物語──」展示風景より イランの市民と写真家たち「あなたは死なない──もうひとつのイラン蜂起の物語──」展示風景より。キュレーターのひとりであるハザル・ゴルシリはイラン出身のジャーナリストのため、自身の国に帰ることができないという話もあった イランの市民と写真家たち「あなたは死なない──もうひとつのイラン蜂起の物語──」展示風景より ヴィヴィアン・サッセン「PHOSPHOR|発光体:アート&ファッション 1990-2023」展示風景より ティエリー・アルドゥアン「種子は語る」展示風景より ティエリー・アルドゥアン「種子は語る」展示風景より ティエリー・アルドゥアン「種子は語る」展示風景より ジェームス・モリソン「子どもたちの眠る場所」展示風景より ジェームス・モリソン「子どもたちの眠る場所」展示風景より ジェームス・モリソン「子どもたちの眠る場所」展示風景より ルシアン・クレルグ「ジプシー・テンポ」展示風景よりしまだいギャラリー ルシアン・クレルグ「ジプシー・テンポ」展示風景より ルシアン・クレルグ「ジプシー・テンポ」展示風景より ジャイシング・ナゲシュワラン「I Feel Like a Fish」展示風景より ジャイシング・ナゲシュワラン「I Feel Like a Fish」展示風景より KYOTOPHONIE イーモン・ドイル、ナイルスウィーニー、ダビッド・ドノホ、ケヴィン・バリー「Image & Sound Installation: Made in Dublin」展示風景より 「KG+Select」展示風景より、何穎嘉「So close and yet so far away」 「KG+Select」展示風景より、石川幸史「The changing same」 「KG+Select」展示風景より、紀成道「陰と陽と」 27 / 45
編集部