静嘉堂文庫美術館が丸の内に移転・開館。130年の時を超え、都心の新たなアートスポットに
静嘉堂文庫美術館のホワイエ。重要文化財である明治生命館の意匠が生かされた空間だ ホワイエには岩﨑彌之助と岩﨑小彌太の胸像が設置されている 明治生命館が入る「MY PLAZA」は丸の内仲通りに面している 一部作品もホワイエに展示。手前は《有田窯 色絵花卉丸文菊形皿(古伊万里 金襴手様式)》(江戸時代 18世紀) ギャラリー2には竣工当時のエレベーターが残されている(使用不可) 「静嘉堂コレクションの嚆矢―岩﨑彌之助の名宝蒐集」展示風景より、左が菅原直之助の能刺繍《翁》 静嘉堂文庫美術館でも人気の《唐物茄子茶入 付藻茄子》(南宋〜元時代 13〜14世紀) 「中国文化の粋」展示風景より、因陀羅筆・楚石梵琦題詩の国宝《禅機図断簡 智常禅師図》(元時代 14世紀) 「中国文化の粋」展示風景より、重要文化財《建窯 油滴天目》(南宋時代 12〜13世紀) 「金銀かがく琳派の美」展示風景より、国宝の俵屋宗達《源氏物語関屋澪標図屏風》(1631) 「金銀かがく琳派の美」展示風景より、重要文化財《秋草蒔絵絵謡本箪笥》(江戸時代 17世紀) 「金銀かがく琳派の美」展示風景より、酒井抱一《絵手鑑》(江戸時代 19世紀) 「金銀かがく琳派の美」展示風景より、手前から原羊遊斎《八重菊蒔絵大棗》(1817)、《片輪車螺鈿蒔絵大棗》(1829)、《桐紋蒔絵茶杓》(江戸時代19世紀) ギャラリー3の展示風景より。奥に見えるアーチは竣工当時のもの 「国宝『曜変天目』を伝えゆく―岩﨑小彌太の審美眼」展示風景より 展示風景より、国宝《曜変天目(稲葉天目)》(南宋時代 12~13世紀) 「国宝『曜変天目』を伝えゆく―岩﨑小彌太の審美眼」展示風景より、国宝の手掻包永《太刀 銘 包永 附:菊桐紋糸巻太刀拵》(鎌倉時代 13世紀、拵:江戸時代 18〜19世紀) 26 / 32
編集部