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陶芸における革新的創造性とは? 「河本五郎─反骨の陶芸」展が菊池寛実記念 智美術館で開催中

銀彩女人四方器 1980頃 h24.0×w37.5×d22.5
エキゾチックな女性の横顔と細かくひび割れた化粧土の表情、歪みのある板づくりの造形が一体となる
赤絵の壺 1971 h41.5×w33.6×d31.5 改組第3回日展
力感ある陶器の表面に化粧土を吹きかけ色絵を施した陶器から磁器へ移行する過渡期の作品
長壺 1964 h75.0×w34.0×d21.0 第2回朝日陶芸展
陶方壺 1966 h24.0×w33.0×d31.5 岐阜県現代陶芸美術館 第9回新日展
土の量感と歪みやひずみが融合し、焼き締まった硬い陶器の内側に土の軟らかさを感じさせる
色絵撩乱の箱 1974 h39.5×w35.0×d42.0 瀬戸市美術館 第2回中日国際陶芸展
箱の口に動きのあるユニークな造形。入り乱れることを意味する「撩乱」をタイトルとした。白い足と呉須の青い足は女男の別であろうか。入り乱れた箱の動きは、着物の裾がはためく様にも見えてくる
色絵史神文四方器 1974 h39.5×w33.0×d31.6 第60回記念光風会展
青銅器から想を得たのであろう歪み捻じれて動きのある板づくりの造形に、文様が勢いよく鮮やかに描かれる
染付歌垣文四方壺 1977 h41.5×w32.0×d31.0 第15回朝日陶芸展
男女が歌い求愛する行事「歌垣」を題材に歌い踊る男女を器いっぱいに描き出したエネルギッシュな作品
「河本五郎─反骨の陶芸」展の展示風景より
「河本五郎─反骨の陶芸」展の展示風景より
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編集部