野老朝雄が描く「紋様」を軸とした展覧会開催。ジャンルを越えた多彩なコラボレーターが集結
「つながる」をテーマに紋様の制作を始め、美術、建築、デザインの境界領域で活動するアーティスト・野老朝雄の展覧会が渋谷区神宮前・TIERSで開催されている。野老の描く「紋様」を軸とした様々なジャンルのコラボレーターによる作品が展示される。
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野老朝雄(ところ あさお)は1969年東京都生まれ。幼少期より建築を学び、現在は美術、建築、デザインの領域を横断して活動。「つながる」をテーマに、単純な幾何学原理に基づいて定規やコンパスで再現できる紋様や、同様の原理を応用した立体物の設計・制作を続けている。
主な仕事に、「大名古屋ビルヂング」のための下層部ファサードガラスパターンのデザインや、BAO BAO ISSEY MIYAKEへの"TOKOLO PATTERN"のアートワーク提供などがあり、作品が東京2020オリンピック・パラリンピックのエンブレムに採用されたことでも知られる。
本展は、東京都内50ヶ所以上の店舗やギャラリーを会場とするデザインとアートの祭典「DESIGNART 2017」の一環として開催。ファサードのアートワークを野老が手がけた荒川技研工業の新ショールーム「TIERS」のオープニングイベントともなっている。
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展示は、2015年に国際芸術センター青森(ACAC)で行われた「野老朝雄×青森所蔵作品展」のスタイルを継承し、野老の描く「紋様」を軸に、藍染、漆、建築、陶磁器などジャンルを横断した様々なゲストコラボレーターの作品が集結する。
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