「糸」と「布」によって綴る日常と生。「あざみ野コンテンポラリーvol.13 CLOTH×OVER 糸と布 日常と生を綴る」が開催へ

「糸」と「布」をメイン素材として制作する現代アーティストの企画展「あざみ野コンテンポラリーvol.13 CLOTH×OVER 糸と布 日常と生を綴る」が横浜市民ギャラリーあざみ野で開催される。会期は10月8日〜30日。

ユ・ソラ 日々をかさね 2022 ミクストメディア、インスタレーション

 神奈川県の横浜市民ギャラリーあざみ野にて企画展「あざみ野コンテンポラリーvol.13 CLOTH×OVER 糸と布 日常と生を綴る」が開催される。第13回目となる今回は「糸」「布」を素材として、「縫い」「織り」「刺繍」「染め」などのプロセスで制作を続けている3人のアーティスト、遠藤薫、小林万里子、ユ・ソラの作品を取り上げる。会期は10月8日〜30日。

 「あざみ野コンテンポラリー」は、様々なアーティストの表現活動を紹介するシリーズとして2010年度から始まった企画。美術という枠や社会的評価にとらわれない、現代的かつ挑戦的なアプローチが特徴だ。

 本展では、糸や布という人々の生活や地域文化に密着した素材にフォーカス。それらの素材から生まれた作品を通じて、日常の機微や労働や手仕事の視点、生成と消滅の循環について、アーティストそれぞれの日常的感覚がクロスオーバーする世界を紹介するという。

 なお、会期中には出品作家によるクロストークや、ワークショップ講座、担当学芸員によるギャラリートークなどの関連イベントも実施される。こちらもあわせてチェックしたい。

編集部

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