GINZA SIX内にあるアートギャラリー「THE CLUB」で、世界のアートシーンでも再評価が進むブラジル人アーティストの作品を紹介する「DIALOGUE」展が開催される。
出展作家は、コンクリート・アート・ムーブメントが盛んだった1960年代から活躍し、世界的な評価を集めるミラ・シェンデルとアントニオ・ディアス、そして2人の作品と日本の詩(ポエム)との関係性に注目して制作を行う新世代のアーティスト、デタニコ・アンド・レイン。これらのアーティストの作品を集めた本格的な展覧会は、国内ギャラリーでは初の試みとなる。
それぞれ活躍する時代は異なるものの、いずれのアーティストもヨーロッパとブラジルに拠点を置き、複数の言語に囲まれて活動した経験を持つ。言語がもつ可能性に着目し、作品に昇華してきたコンセプチュアル・アーティストたちの「対話」に注目だ。