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建畠晢×逢坂恵理子 対談 「1989年」から遠く離れて(前編)

本対談で言及された1980〜90年代の展覧会図録や書籍
金沢21世紀美術館での「起点としての80年代」展(2018)の展示風景。左から諏訪直樹、中原浩大、吉澤美香の作品 撮影=木奥惠三
建畠晢
「大地の魔術師たち」展(1989)は、2014年にもポンピドゥー・センターで回顧展が行われた(上図。 関連映像)。同館ウェブサイトでは 1989年の会場図を含むプレスキット等も公開している。なお80年代後半はインターネット普及の黎明期でもあった
「大地の魔術師たち」展カタログより。各作家を見開きで紹介し、各々の拠点を中心に広がる世界地図が添えられた。上写真は河原温のページ
逢坂恵理子
1990年「アゲインスト・ネイチャー 80年代の日本美術」展のシアトル美術館での展示風景より、椿昇《Fresh Gasoline》(1989)。展覧会名からは、当時の西欧で浸透していたとされる日本のイメージ=自然と一体の世界観、とは異なる表現に光を当てる企図が見てとれる 撮影=椿昇
千葉成夫『戦後美術逸脱史 1945-1985』、晶文社、1986
第43回ヴェネチア・ビエンナーレの「アペルト88」展(1988)出展作のひとつ、森村泰昌《肖像(赤I)》(1986)
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編集部