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先鋭化するタイ民主化デモの文化的側面。その歴史とネットワークを探る

現在タイでは、軍事政権を率いるプラユット首相の辞任や憲法改正、さらにこれまでタブーであった「王室改革」を求める大規模な民主化デモが続いている。その中心を担うのは中高生を含む若者たちだ。デモ隊はラディカルな主張を展開するいっぽうで非暴力的であることを重要視しており、そこで採用されているのが文化的な手法や表現だという。様々なアーティストやラッパー、劇団などがそれぞれの方法で作品を発表し、支援しているというこのデモの文化的な側面について、タイ文学研究者、タイ語翻訳者の福冨渉が解説する。

文=福冨渉

タイのヒップホッププロジェクトRap Against DictatorshipのInstagramより(https://www.instagram.com/p/CHmbOPUnDOx/?utm_source=ig_web_copy_link)

激化する民主化運動

 今年の7月ごろから本格化したタイの若者による民主化運動は、そのスタイルを様々に変化させながら継続している。だがこれまでは比較的平和だった運動の現場が、政権による弾圧などの影響で徐々に混乱を増しているのも確かだ。

 11月17日にも、バンコクの国会近辺でデモを開催した若者たちの制圧に、放水車や催涙ガスが使用されたばかりだ。さらに親政府・親王室を訴える市民によるカウンター・デモ隊との衝突が発生し、多くの負傷者が出た。なかには銃創を負った若者もおり、混沌とした状況が続いている。

11月に行われたデモの様子 出典=Thai EnquirerのFacebookページ
(https://www.facebook.com/ThaiEnquirer/photos/202196614601213)

 そもそも今回の運動は、2014年の軍事クーデター以降実質的にタイ政治を支配する軍事政権の影響力排除を求めて始まったものだ。今年の2月、民主化の星として市民の支持を集めていた政党、新未来党が解党されたことで、それに反発する都市部の大学生を中心に反政府デモが展開された。新型コロナウイルスの感染拡大による非常事態宣言や各都市のロックダウンを受けて運動は一時的に収束を見せたが、カンボジアで発生したタイ人活動家の誘拐事件や、タイに入国した外賓の隔離の不徹底という「二重基準」問題、コロナ禍下での経済対策の遅れなどに政府への批判が高まった。そして7月に大学や公立学校への通学が再開されたのに伴ってデモが再拡大した。​

2月25日、シーナカリンウィロート大学にて、新未来党の解党に抗議する学生の様子
出典=ウィキペディア(By สมร นครนายก - Own work, CC BY-SA 4.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=92598949)

​ 当初は国会の解散と総選挙の実施、軍事政権によって起草された2017年憲法の改正などを要求の中心に据えていた若者たちだったが、その要求はだんだんと先鋭化し、現在は「王室改革」がその主眼に置かれるようになった。「国王、宗教、民族」を「国家の三原則」とし、刑法112条の不敬罪によって王室への批判が厳しく制限されるタイにおいて、これはいわば「タブー」への抵触といっていい。現国王のラーマ10世が自身への権力集中を進める制度改変をおこなったり、新型コロナウイルスの感染拡大下でタイ国外に滞在を続けながら、多くの女性たちと放埒な関係をもっていたと指摘されたりしたことで、王室への非難の声が高まることになった。

 だが学生たちが本当に求めているのは、ラーマ10世個人を攻撃することではなく、タイ社会全体を貫く権威主義的な思想とシステムの基盤となる王室の変革だ。王室と軍の密接な関係、国王によるクーデターの承認がタイの民主化を阻害している……(*1)。そういった認識が、このラディカルな主張につながっている。

 だがもちろんこの主張は、弾圧や逮捕・起訴の根拠としても用いられうる諸刃の剣だ。主張が過激であるだけでなくその規模も大きなものになっている学生たちのデモ隊は、「危険」で「暴力的」なデモのイメージをできるだけ与えないように、細心の注意を払っているように見える。そのためにも用いられているのが、文化的な手法や表現だ。

11月に行われたデモの様子 出典=Thai EnquirerのFacebookページ(https://www.facebook.com/ThaiEnquirer/photos/207509910736550)

「文化的」な抗議活動

 今回の民主化運動では、若者たちが様々なシンボルを用いたり、ポップカルチャーからの引用をおこなったりしている。象徴的なもののひとつは、ハリウッド映画『ハンガー・ゲーム』シリーズから引用された3本指のサインだろう。このサインは2014年の軍事クーデター発生の直後から現在にいたるまで、反政府運動の象徴として使われ続けている。

 あるいは日本でも報道されたように、7月末には日本のアニメ『とっとこハム太郎』シリーズ主題歌の替え歌を歌いながらランニングをするというデモが開催された。軍政を揶揄して「大好きなのは、市民の税金」と歌うタイの中高生たちが、3本指を掲げながら楽しそうに走る動画や、民主化の象徴としてハム太郎を描くようなイラストがSNS上にあふれた。

11月に起きたデモの様子 出典=Khaosod EnglishのFacebookページ(https://www.facebook.com/KhaosodEnglish/posts/3818297294855841)

 さらに11月17日と18日のデモでは、参加者が、フロレンティン・ホフマンの《ラバー・ダック》を彷彿とさせるゴム製のアヒルの浮き輪を大量に持ち寄った。香港の民主化運動の影響を受けているとの指摘もあるが(*2)、いずれにせよ可愛らしいアヒルを使ったのは、デモ隊のイメージ戦略のひとつだろう。このアヒルたちは、警察が放水車を使用するときに、若者たちを守る盾としても使われた。

11月に起きたデモの様子 出典=Khaosod EnglishのFacebookページ(https://www.facebook.com/KhaosodEnglish/posts/3818297294855841)

 それとは別に、デモ全体を「フェスティバル」化する動きも見られる。

 アーティストのコレクティブ「解放するアート(シンラパ・プロット・エーク / FreeArts)」と名乗る団体は、9月頃から、民主化を求めるアート・イベントを定期的に開催している。また10月29日には、若者たちが、ふだんのデモに代えて「民主主義のための闘争のアート」というイベントを開催した。たくさんのグラフィティやイラストが路上に展示されたほか、K-POPダンスバトル(*3)や、王室を揶揄するファッションショーまで開催された(*4)。

10月29日、ストリートで行われた王室を揶揄するファッションショー 出典=Thai EnquirerのFacebookページ(https://www.facebook.com/ThaiEnquirer/posts/205230397631168)

 もちろん個々のアーティストも、現在の状況を取り込んだ作品を発表している。

 2018年に発表した楽曲《俺の国には(プラテート・クー・ミー)》が社会現象となった(*5)ヒップホッププロジェクトRap Against Dictatorshipは、11月13日に新曲《変革(パティループ)》のミュージック・ビデオを公開した(*6)。王室批判にはっきりと踏み込んだリリックと実際のデモ会場で撮影されたビデオが話題となって、公開わずか2日で200万回再生を記録している。

 北部都市チェンマイのマイイアム現代美術館では、5月半ばから、イギリスの写真家ルーク・ダッグルビー(Luke Duggleby)の展示「FOR THOSE WHO DIED TRYING (AND THOSE WHO ENDURE)」が開催された。1970年代以降、タイで誘拐されたり殺害されたりした活動家たち56人のポートレートを、実際の誘拐・殺害現場に置いて撮影したこの作品群は評判を集めた(*7)。

マイイアム現代美術館のウェブサイトより、ルーク・ダッグルビーのオンライン展示「FOR THOSE WHO DIED TRYING (AND THOSE WHO ENDURE)」(http://www.maiiam.com/forthosewhodiedtrying)

 ほかにも、タイ国外でも評価の高いフィジカルシアターカンパニーのB-floorが、2010年に政府の治安部隊が市民のデモ隊を虐殺した事件を題材にした作品《FLU-FOOL》の2020年バージョンの再演を発表するなど、様々なジャンルのアーティストやパフォーマーが作品をつくり、学生たちの民主化運動を支援している。

B-floor《FLU-FOOL》のポスター 出典=B-floorのFacebookページ
(https://www.facebook.com/Bfloor.theatre.group/posts/10159022855456085)

歴史の蓄積とネットワーク化

 この「文化的」な運動を支えているのが、歴史と教養の蓄積という縦の広がりと、若者たちのネットワーク化という横の広がりだ(*8)。

 8月、BBC NEWSのタイ語サイトは、専門家や出版関係者の言葉を引きながら、2014年のクーデター以降、若者が政治史・王室研究・文化研究関連の書籍をよく読むようになっていると報じた(*9)。タイ政府のプロパガンダとして、公教育の場で若者たちに植え付けられてきた歴史観や国家観に疑問が投げかけられているのだ。

 実際、民主化運動が拡大して以降、タイ各地の独立系書店が発表する週間・月間の売上ランキングの上位には、つねに政治関連の書籍が入っている。戦後期のタイ政治と米国の関係を分析した学術書や、左派学生が政府と右派市民に惨殺された1976年10月6日事件の証言集、1950年代に発表された政治文学の名著の再版、王室研究の論集など、様々だ。こういった独立系書店には、若者が多く訪れる。当局もこの傾向を警戒しているようで、10月には、こういった本を精力的に発行する出版社ファーディアオカン(同じ空)に警察の捜索が入った(が、その報道があったことで同版元の本が一気に売り切れる事態となった)。

8月にチェンマイで開かれた抗議集会の様子 出典=Thai Enquirer(By Good Monday Shoot
https://www.thaienquirer.com/17467/the-story-behind-that-picture-from-monday/)

 また、民主化運動を主導する若者たちは、過去の政治家・活動家・作家たちの言葉をひんぱんに参照している。

 例えば現在のデモを中心的に運営している団体である「人民(ラーサドーン)」の名前は、1932年に絶対王政を廃止した立憲革命の立役者である政治集団の「人民党(カナ・ラーサドーン)」に由来している。若者たちが口にするスローガンのひとつとなっている「独裁よ破滅せよ、民主主義に繁栄あれ」は、1961年に、当時の軍事政権によって処刑された東北タイの活動家、クローン・チャンダーウォンの辞世だ。学生たちがデモ会場で配布する予定だった(が、警察に差し止められ、オンラインでPDFを配布した)冊子には、タイにおける封建的思想を鋭く批判し、当局によって殺害された歴史家・詩人のチット・プーミサックの詩篇が印刷されている。

 タイに存在した不正義や暴力の歴史と記憶がきちんと継承されていることで、若者たちの主張はたんに脊髄反射的なものではなく、学術的・歴史的なバックグラウンドをもったものになっている。それゆえ、デモ会場の演説でとりあげられる論点も、軍政・王室批判一辺倒ではなく、格差・性・教育など、多様なものへと広がっている。

 こうした知的な蓄積は、横方向の広がりでさらに強化される。タイ国内外で若者たちがネットワークを構築することで、運動全体が柔軟かつ強靭になっている。

#WhatsHappeningInThailand、#FreedomForThaiといったハッシュタグとともにSNS上で拡散された画像

​ 多くの識者がすでに指摘しているが、今回の民主化運動は、明確なリーダーをもたない。もちろん、先頭に立ってスピーチをおこなうような何人かの学生活動家はいるが、彼・彼女たちは、そういった行為によって幾度となく逮捕されており、デモ会場にいないことも多い(*10)。前述の団体「人民」も、デモ活動の中心にいるようではあるが、その構成メンバーの具体的な顔が見えるわけではない。それでもなお若者たちは、TwitterやTelegramといったSNSを活用して、情報共有や、議論をおこなう。デモ当日に集合場所や時間が発表されればすぐにひとが集まり、夜遅くならないうちに解散が宣言されればみなすぐに帰宅する(*11)。こういった自律性と機動力の高さが、デモを継続させる要因にもなっている。

 また先述した「アヒル」の例にあったように、香港・台湾といった東アジアの若者による政治運動の影響を受けているのも特徴的だ(*13)。デモ会場の運営・動員方法などは、香港民主化デモにおける「Be Water(水の如く)」という戦略を参考にしているとも言われている(*14)。また、ジョシュア・ウォンなどの民主活動家が、SNSでタイの民主化運動を支援する投稿をひんぱんにおこなってもいる。

8月10日、タマサート大学で開かれた抗議集会の様子 出典=ウィキペディア(https://en.wikipedia.org/wiki/2020_Thai_protests)

未来のための長い戦い

 文化・歴史・ネットワーク。様々なものに裏打ちされた若者たちの政治運動と聞くとつい過剰な期待を抱いてしまうかもしれないが、実際はそこまで楽観視できない。冒頭にも記したように、デモ会場の混乱は少しずつ大きくなっている。また11月17日と18日には、与党、野党、市民団体が提出した憲法改正案が国会で最初の審議にかけられた。だが軍や王室の政治的影響力を低下させるとして若者たちが支持していた市民団体の改正案は、あっさりと否決された(*15)。さらに19日には、プラユット・チャンオーチャー首相が「法を犯すデモ隊に対して、より厳しい処置を下す」むねを発表した。若者たちはさらなるデモの継続を発表しているが、大きな交渉の手札を失い、政府からの脅しも受けたいま、まさに高い壁にぶつかっていると言えるだろう。

 一朝一夕では変化しないかもしれない。だが、社会の根底に横たわる思想やシステムの問題を若者たちが批判的に受け止め、問い続けることは、けっして無駄ではないはずだ。現在の民主化運動で積極的に発言を続ける16歳の高校生アッカラソーン・オーピランは、現地メディアのインタビューにこう答えている。

 あと20〜30年先の未来は、わたしたち若者の手のなかにあります。あなた自身が出てこなかったら、誰があなたの未来のために動いてくれるのですか。けっきょくは誰もが、自分自身の未来のために戦うのです。(*16)

 社会に蓄積されたものを使って、少しずつ未来を変えていく。タイの若者たちの長い戦いは、始まったばかりだ。

 

*1──現在の民主化運動と王室改革要求については、以下の記事も参照のこと。外山文子「タイの反政府デモが、タブーとされてきた王室改革に踏み込んだ理由」、『wezzy』、2020年11月19日。
https://wezz-y.com/archives/83307
*2──Jasmine Chia, "How the Rubber Duck Became a Thai Protest Symbol," Thai Enquirer, November 19, 2020.
https://www.thaienquirer.com/20903/how-the-rubber-duck-became-a-thai-protest-symbol
*3──民主化運動とタイの「韓流ファン」の関係については以下を参照。「【韓流新時代】タイのデモで「韓流」影響力 ファンクラブ、寄付金1千万円超」、『NNA NEWS』、2020年11月5日。
https://www.nna.jp/news/show/2109902
*4──このショーは、デザイナーでもある王女シリワンナワリーのブランドがファッションショーを開催する同日におこなわれた。王室予算が王女の私的な事業に流用されているとの疑惑について問いかけたかたちだ。
*5──以下も参照のこと。福冨渉「『すべての人々よ、団結せよ』:タイのHIPHOPプロジェクト〈RAD〉がアゲンストするものとは?」、『i-D』、2018年11月14日。
https://i-d.vice.com/jp/article/439v3n/hiphop-project-rap-against-dictatorship
*6──ビデオには日本語字幕もついている。
https://youtu.be/IJufERGv9Sk
*7──現在もオンラインで鑑賞できる。
http://www.maiiam.com/forthosewhodiedtrying
*8──以下も参照のこと。福冨渉「発言 文化的蓄積示す民主化デモ」、『毎日新聞』、2020年10月15日。
https://mainichi.jp/articles/20201015/ddm/004/070/012000c
*9──วัชชิรานนท์ ทองเทพ(ワッチラーノン・トーンテープ), "ประชาชนปลดแอก: กระแสความนิยมหนังสือประวัติศาสตร์การเมืองในกลุ่มคนรุ่นใหม่ เกี่ยวพันอย่างไรกับการชุมนุมเรียกร้องประชาธิปไตย(解放する市民:新世代の人々の政治史書への興味は、民主化デモとどう関係しているのか)," BBC NEWS (Thai), August 31, 2020.
https://www.bbc.com/thai/thailand-53970497
*10──そのような大学生のひとり、タマサート大学のパナッサヤー・シッティチラワッタナクンを追った、オーストラリアのTV局SBSのドキュメンタリーがある。"The student protest leader challenging the Thai King," November 2, 2020.
https://www.youtube.com/watch?v=9UP6hhDVrRA
*11──フラッシュモブ型の若者のデモについては、以下も参照。青木まき「(IDEスクエア)立ち上がるタイの若者たち──「法の支配」の実現を目指して」、『アジア経済研究所』、2020。
https://www.ide.go.jp/Japanese/IDEsquare/Eyes/2020/ISQ202020_027.html
*12──政治学者のバンディット・チャンローチャナキットは、バンコクで開催されたセミナーで、現在の若者たちの運動を、ドゥルーズ&ガタリが唱えた「器官なき身体」になぞらえた。พรรณรังสี ประดิษฐ์ธรรม(パンナランシー・プラディットタム), "เมื่อม็อบกับชีวิตคนรุ่นใหม่กลายเป็นเรื่องเดียวกัน(デモと若者の生活がひとつになるとき)," the 101.world, November 18, 2020.
https://www.the101.world/social-movement-and-youth-life
*13──タイ・香港・台湾の若者がSNS上でつながるようになったきっかけは、今年の4月ごろに、タイの俳優のSNSから起こった「炎上騒ぎ」だった。日本でもBLドラマ『2gether』の主演として知られる俳優ワチラウィット・チワアリーが、香港をひとつの「国」と表現したTwitterの投稿をリツイートしたことや、その恋人であるモデルのウィーラヤー・スックアラームが、中国を軽視するような投稿・コメントを行っていたことに対して、中国のインターネットユーザーが反発した。それを受けたタイ、香港、台湾のネットユーザーが「#ミルクティーは血よりも濃い / #MilkTeaAlliance」といったハッシュタグを用いて、タイの俳優たちを擁護したことで、民主化運動のゆるやかな連帯が生まれた。
*14──William Yang, "Thailand protesters look to Hong Kong's pro-democracy movement for inspiration," DW, October 23, 2020.
https://www.dw.com/en/thailand-hong-kong-protests/a-55373873
*15──与党のものに比べればまだ若者たちの主張と呼応する部分もある野党の改正案のひとつは最初の審議を通過したが、その改正が実現するためにはさらに数段階の審議と、国民投票を経なければならない。
*16──สาริศา เลิศวัฒนากิจกุล(サーリサー・ルートワッタナーキッチャクン), "คุยกับ ‘อั่งอั๊ง–อัครสร โอปิลันธน์’ ในวันที่การเมืองดับฝันเด็กไทย(政治がタイの子どもの夢を奪った日「アンアンーアッカラソーン・オーピラン」)," a day, October 19, 2020.
https://adaymagazine.com/angang-akkarasorn
なお拙訳だが、日本語訳も公開している

編集部

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