EXHIBITIONS

mtk+ vol.7

三浦光雅

2022.05.03 - 06.05
 アーティスト・三浦光雅の個展「mtk+ vol.7/三浦 光雅」がMtK Contemporary Artで開催されている。

 三浦は1997年山口県⽣まれ。2021年に京都芸術⼤学⼤学院修⼠課程美術⼯芸領域油画分野を修了し、「意識と無意識」「作為と無作為」「生産と非生産」を主なテーマとして、乱数や指示書を用いた平面作品を制作している。近年な展覧会に「AIFA gallery opening exhibition」(AIFA gallery、スイス、2022)、「Light Vision」(humarishclub、マカオ、2022)、「ART OSAKA」(中央公会堂、大阪、2021)など。主な受賞歴に「WATOWA ART AWARD 」小松隆宏賞(2021)、「シェル美術賞2020」入選(2020)。

 三浦は、構図や配色といった、制作過程で特に作家の意思決定を必要とする工程を乱数によって決定し、自身の身体を通して出力する。指示に従って単純な作業を繰り返すなかで、自身では制御することが出来ない偶発的な表情が生まれるように、日々の生活のなかに生まれる思惑はずれなことを再認識し、肯定するために制作を行っている。

 なお本展は、MtK Contemporary Artに隣接するカフェ「.S」の店舗内で、若⼿作家を迎える展覧会シリーズ「mtk+」の7回目となる。