EXHIBITIONS
没後40年 熊谷守一 生きるよろこび
明るい色彩とはっきりしたかたちを特徴とする作風で、晩年には花や虫、鳥といった身近な生きものを描いた熊谷守一(1880‐1977)。
一見ユーモラスで、何の苦もなく描かれたように思える熊谷の作品だが、70年以上におよぶ制作活動をたどると、暗闇でのものの見え方の探究や、同じ図柄を繰り返し使うための手順を編み出すなど、様々な工夫がなされている。
東京で久々の回顧展となる本展では、200点以上の作品に加え、スケッチや日記なども紹介。穏やかな作品の背後に隠されている画家の創造の秘密に迫る。
一見ユーモラスで、何の苦もなく描かれたように思える熊谷の作品だが、70年以上におよぶ制作活動をたどると、暗闇でのものの見え方の探究や、同じ図柄を繰り返し使うための手順を編み出すなど、様々な工夫がなされている。
東京で久々の回顧展となる本展では、200点以上の作品に加え、スケッチや日記なども紹介。穏やかな作品の背後に隠されている画家の創造の秘密に迫る。