EXHIBITIONS

福原優太 個展「ガーデン」

2022.04.01 - 05.08

福原優太 Untitled 2021

福原優太 Untitled(Visual line No.2+) 2022

福原優太 Untitled 2022

福原優太 Untitled 2021

福原優太 Untitled 2021

福原優太「ガーデン」展示風景

福原優太「ガーデン」展示風景

 東京・下北沢に新たなスペース「下北沢アーツ」がオープン。こけら落としは「シェル美術賞2021」グランプリ受賞作家、福原優太の初個展「ガーデン」を開催する。

 福原は1997年東京都生まれ。2020年に武蔵野美術大学造形学部油絵学科油絵専攻を卒業した。

 絵画を愛してやまない福原は、時に描くことに深く悩みながらも、2021年頃より、これまで見てきた古今東西多くの作品が、自分のなかで上手くアウトプットできるようになったという。それが結実したのが、シェル美術賞2021グランプリを受賞した《Untitled》だった。青空、野原、人、どこにでもある風景を一気に描き、清々しいスカイブルーの空が鮮烈に脳裏に残る作品となった。

 本展では、祖母の庭を描いた作品をはじめ、つねに描く景色を探し続ける福原による、東京の様々な「庭」を題材とした大小約15点の油彩画が並ぶ。

 また、シェル美術賞2021に応募したもうひとつの100号の《Untitled》を展示。東京・多摩部の慣れ親しんだ何気ない自然の風景、下北沢を描いた作品など、福原の繊細かつ勢いのある筆致を会場で間近にしたい。

 新たにオープンする下北沢アーツ(代表:鈴木裕子)は、下北沢に似合うアートを紹介するギャラリー。下北沢駅から徒歩4分、茶沢通りに面した1階ガラス張りの、街の空気も取り込むようなオープンな空間で若手現代アーティストの作品を中心に展示・販売し、気軽にアートを楽しめる場を目指す。