EXHIBITIONS
江頭誠「+おまけ」
NADiff a/p/a/r/tで、アーティスト・江頭誠の個展「+おまけ」が開催されている。
江頭は1986年三重県生まれ。2016年にスパイラルが主催する公募展形式のアートフェスティバル「SICF17」でグランプリを受賞。「第18回 岡本太郎現代芸術賞」では特別賞を受賞。以降、数々のアートフェスティバルに参加する傍ら、様々な業界からも注目され、ファッション誌への作品掲載や、ミュージックビデオへのアートワーク提供なども行っている。
江頭は、霊柩車から木彫りの熊まで、日本固有の文化や慣習にちなんだオブジェクトをバラ色の毛布で包み込み、数々の彫刻やインスタレーションを制作してきた。作品に用いられるバラ色の毛布は、高度経済成長期に日本国内で流行し普及したものだという。それは、ある世代以上の人から見れば懐かしい存在だが、当時の流行を知らない世代にとってはキッチュな文様として新鮮に映るだろう。
江頭が手がける、バラ色の毛布で覆われたインスタレーションやオブジェは、鑑賞者に強烈なインパクトを与えると同時に、日本固有の社会通念や価値観、日常的慣習への違和を浮かび上がらせる、視覚的な遊びが多分に封じ込められている。
本展では、オブジェ作品とともに、お土産感覚で持ち帰れる新作を披露する。
江頭は1986年三重県生まれ。2016年にスパイラルが主催する公募展形式のアートフェスティバル「SICF17」でグランプリを受賞。「第18回 岡本太郎現代芸術賞」では特別賞を受賞。以降、数々のアートフェスティバルに参加する傍ら、様々な業界からも注目され、ファッション誌への作品掲載や、ミュージックビデオへのアートワーク提供なども行っている。
江頭は、霊柩車から木彫りの熊まで、日本固有の文化や慣習にちなんだオブジェクトをバラ色の毛布で包み込み、数々の彫刻やインスタレーションを制作してきた。作品に用いられるバラ色の毛布は、高度経済成長期に日本国内で流行し普及したものだという。それは、ある世代以上の人から見れば懐かしい存在だが、当時の流行を知らない世代にとってはキッチュな文様として新鮮に映るだろう。
江頭が手がける、バラ色の毛布で覆われたインスタレーションやオブジェは、鑑賞者に強烈なインパクトを与えると同時に、日本固有の社会通念や価値観、日常的慣習への違和を浮かび上がらせる、視覚的な遊びが多分に封じ込められている。
本展では、オブジェ作品とともに、お土産感覚で持ち帰れる新作を披露する。