EXHIBITIONS
村田啓「Wallpad」
NADiff Window Galleryで、アーティスト・村田啓の個展「Wallpad」が開催されている。
村田は1990年新潟県生まれ。2013年に多摩美術大学美術学部絵画科油画専攻を卒業、16年に東京藝術大学大学院美術研究科絵画油画専攻を修了し、東京を拠点に活動している。インスタレーションや映像作品の制作を経て、現在は、視覚やスケールの変容への興味をもとに写真作品を中心に制作。その他、ミュージシャンやファッションブランドとの協働、舞台芸術や広告への写真制作なども行う。
村田の作品の多くは、光の透過や反射、屈折などの現象を取り込み、複数の視界や異なるスケールの風景のあいだを跳躍することを試みている。近年取り組む、鏡を使用した「intermission」シリーズでは、鏡を撮影者の前に配置し、撮影者の背後にいるもうひとつの被写体を同時に撮影し、それぞれの一部が混ざり合うようなイメージをつくり出している。
本展では、村田の特徴である光の現象を用いた新作を展示。複数の視界がモチーフとなり溶け合い、あいまいな境界がまるで画面のなかで移り変わるようなイメージは、鑑賞者を新たな視覚世界へと誘う。
なお村田は、現在開催されている「VOCA展2022」(上野の森美術館、~3月30日)にも参加中だ。
村田は1990年新潟県生まれ。2013年に多摩美術大学美術学部絵画科油画専攻を卒業、16年に東京藝術大学大学院美術研究科絵画油画専攻を修了し、東京を拠点に活動している。インスタレーションや映像作品の制作を経て、現在は、視覚やスケールの変容への興味をもとに写真作品を中心に制作。その他、ミュージシャンやファッションブランドとの協働、舞台芸術や広告への写真制作なども行う。
村田の作品の多くは、光の透過や反射、屈折などの現象を取り込み、複数の視界や異なるスケールの風景のあいだを跳躍することを試みている。近年取り組む、鏡を使用した「intermission」シリーズでは、鏡を撮影者の前に配置し、撮影者の背後にいるもうひとつの被写体を同時に撮影し、それぞれの一部が混ざり合うようなイメージをつくり出している。
本展では、村田の特徴である光の現象を用いた新作を展示。複数の視界がモチーフとなり溶け合い、あいまいな境界がまるで画面のなかで移り変わるようなイメージは、鑑賞者を新たな視覚世界へと誘う。
なお村田は、現在開催されている「VOCA展2022」(上野の森美術館、~3月30日)にも参加中だ。