EXHIBITIONS
すみっこCRASH☆
青山真也、折元立身、小山渉、友政麻理子、松田修 ゲスト・キュレーター:蔵屋美香
無人島プロダクションが設立以来初の試みとして、ゲスト・キュレーターに蔵屋美香(横浜美術館館長)を迎えた展覧会「すみっこCRASH☆」を開催する。参加アーティストは青山真也、折元立身、小山渉、友政麻理子、松田修の5人。
2020年から2年以上にわたって続くコロナ禍と、その最中に行われた東京オリンピックは、すでにあった社会的な格差を押し広げた。一層困難な状況に追い込まれた社会のすみっこに生きる人々。ある者は長年の住まいを追われ、ある者は仕事を失った。しかし、それらの人々が感情に突き動かされて自ら声を発するとき、そこには大きなエネルギーが生じる。
本展は、時に当事者として、時にこれらの人々の声を伝える媒介者として、社会のすみっこに生きる人々のエネルギーの発露をとらえた5人のアーティストの作品を紹介するもの。コロナ禍より前からすでにあった社会問題を扱う2020年以前の作品も含めて展示する。
東日本大震災、エボラ出血熱の感染拡大など、社会の大きな転機にあって制作された5人の作品は、コロナ禍という状況のもと、新たな意味を帯びて見えてくるだろう。
タイトルの「CRASH」は、英語で「ガチャンと大きな音を立ててぶつかる、壊れる」という意味を持つが、「CRASH」には、突き進む、鳴り響くなどの意味もある。すみっこたちが「CRASH」したとき、そこに生まれる新しい力に希望を託し、タイトルの最後に「☆」を付けている。
2020年から2年以上にわたって続くコロナ禍と、その最中に行われた東京オリンピックは、すでにあった社会的な格差を押し広げた。一層困難な状況に追い込まれた社会のすみっこに生きる人々。ある者は長年の住まいを追われ、ある者は仕事を失った。しかし、それらの人々が感情に突き動かされて自ら声を発するとき、そこには大きなエネルギーが生じる。
本展は、時に当事者として、時にこれらの人々の声を伝える媒介者として、社会のすみっこに生きる人々のエネルギーの発露をとらえた5人のアーティストの作品を紹介するもの。コロナ禍より前からすでにあった社会問題を扱う2020年以前の作品も含めて展示する。
東日本大震災、エボラ出血熱の感染拡大など、社会の大きな転機にあって制作された5人の作品は、コロナ禍という状況のもと、新たな意味を帯びて見えてくるだろう。
タイトルの「CRASH」は、英語で「ガチャンと大きな音を立ててぶつかる、壊れる」という意味を持つが、「CRASH」には、突き進む、鳴り響くなどの意味もある。すみっこたちが「CRASH」したとき、そこに生まれる新しい力に希望を託し、タイトルの最後に「☆」を付けている。