EXHIBITIONS
花鳥風月 名画で見る日本の四季
岡田美術館が特別展「花鳥風月 名画で見る日本の四季」を開催する。会期は前期(春夏編、3月6日〜7月10日)、後期(秋冬編、7月16日~12月18日)に分けて、四季折々の自然や風物を題材とした絵画や陶磁、漆工などの工芸品を合わせて約100件を展示し、季節の移ろいがいかに表現されてきたかを紹介する。
前期の春夏編―若冲・御舟・一村など―では、近年人気の高い伊藤若冲や田中一村、速水御舟らの名品を展示。日本人にもっとも身近な春の花・桜から始まり、初夏の牡丹や燕子花(かきつばた)、そして舟遊びや夏美人といった盛夏の風物詩をテーマとした作品が並ぶ。なかでも田中一村の作品のうち《白花と赤翡翠》は、奄美時代に描かれた稀少なもので、同館では約3年ぶりの公開となる。
続いて後期の秋冬編―光琳・歌麿・春草など―では、和歌や絵画・工芸においてもっとも愛された季節・秋をテーマとした作品から、雪景色など冬をテーマにした作品までを展示。尾形光琳《菊図屏風》や喜多川歌麿《深川の雪》(展示期間:7月16日〜10月3日)をはじめ、同館を代表する作品が一堂に揃う。
美しい自然の景色、風流な遊びをも意味する「花鳥風月」。自然に囲まれた箱根の地で季節を感じながら、先人たちが春夏秋冬の景色に親しみ、風物を愛で、その機微を様々に表した美術品にふれることで、花鳥風月の世界をより身近に感じられることだろう。
本展は、前期・後期合わせて約100件展示。前期・後期で作品が入れ替わる。
前期の春夏編―若冲・御舟・一村など―では、近年人気の高い伊藤若冲や田中一村、速水御舟らの名品を展示。日本人にもっとも身近な春の花・桜から始まり、初夏の牡丹や燕子花(かきつばた)、そして舟遊びや夏美人といった盛夏の風物詩をテーマとした作品が並ぶ。なかでも田中一村の作品のうち《白花と赤翡翠》は、奄美時代に描かれた稀少なもので、同館では約3年ぶりの公開となる。
続いて後期の秋冬編―光琳・歌麿・春草など―では、和歌や絵画・工芸においてもっとも愛された季節・秋をテーマとした作品から、雪景色など冬をテーマにした作品までを展示。尾形光琳《菊図屏風》や喜多川歌麿《深川の雪》(展示期間:7月16日〜10月3日)をはじめ、同館を代表する作品が一堂に揃う。
美しい自然の景色、風流な遊びをも意味する「花鳥風月」。自然に囲まれた箱根の地で季節を感じながら、先人たちが春夏秋冬の景色に親しみ、風物を愛で、その機微を様々に表した美術品にふれることで、花鳥風月の世界をより身近に感じられることだろう。
本展は、前期・後期合わせて約100件展示。前期・後期で作品が入れ替わる。