MUSEUMS / GALLERIES

岡田美術館

神奈川

美術館外観。足湯カフェに浸かりながら、日本画家・福井江太郎氏による風神・雷神の大壁画「風・刻(かぜ・とき)」を鑑賞することができる。

桃山・江戸時代から現代までの作品を中心に、鎌倉時代の仏画や、室町時代の水墨画、中国・韓国の絵画など、多岐にわたる作品を展示。

昭和初期の日本家屋を改装した飲食施設「開化亭」。ガラス戸の向こうには四季折々に姿を変える庭園が広がる。

 2013年に開館した全5階の美術館。箱根最大級の屋内展示室に、日本・中国・韓国の古代から現代までの絵画や陶磁器など常時約450点の美術品を展示している。コレクションは、近世・近代の日本画、東アジア(中国・韓国・日本)の陶磁器が中心をなし、そのほかにも縄文土器から土偶・埴輪などの考古遺品、仏像や仏画といった古代・中世の仏教美術品、書跡や蒔絵、玉器、金属器、ガラス器などの工芸品と、時代・分野の幅はきわめて広く、名品、稀品が揃う。

 四季折々に変化を見せる庭園や、庭園の景色を眺めながら憩うことができる飲食施設「開化亭」、100パーセント源泉かけ流しの足湯カフェも楽しむことができる。ミュージアムショップでは、アートなチョコレートをはじめとしたオリジナルグッズを用意している。