EXHIBITIONS

exhibition for “SYNESTHESIA” 〜未来を創造する共感覚〜

2022.02.25 - 03.13

キービジュアル

 アート領域で様々なDX推進事業を手がける株式会社between the artsは、10名の作家によるグループ展「exhibition for “SYNESTHESIA” 〜未来を創造する共感覚〜」をbetween the arts galleryで開催する。

 between the artsでは培ったアート作品の管理ノウハウを、国内で活動する作家向けにも提供するサポートサービスとして、「artworks」を2021年6月より開始。登録作家が創作活動に専念できる環境を提供しており、その新たな取り組みとして、「artworks」を利用する作家自身が企画したコラボレーショングループ展のスタートさせる。

 第1弾では、現代アーティストのneuronoa(ニューロノア)が発起人となり、自身を含む作家を選出。出展作家は、neuronoa、千葉尋、フルフォード素馨、GIRUVI、沼田侑香、サイトウユウヤ、SIVELIA、戸田悠理、山本芽生、ヨコサカタツヤの10名だ。

 作家としての目線から呼びかけ、それに賛同して集まった9名は、ジャンルも活動歴もバックグラウンドも異なる。本展では、個性豊かな作家たちが垣根や分野を横断し、新たな関係性を構築することで生まれた世界観を楽しむことができる。「exhibition for “SYNESTHESIA” 〜未来を創造する共感覚〜」展について、発起人のneuronoaは次のように述べている。

「本展示は、ご覧いただく皆様にアートを通して感性のアップデートや新しい価値観の醸成に繋げて頂くことを目的として、多様性のある10名の気鋭アーティストにお集まりいただきました。

アイロンビーズでアートを表現する沼田侑香。ジャンクパーツを組み合わせ立体コラージュを制作するSIVELIA。人の中にある複数の人格に着目し、絵画で表現する戸田悠理。記憶の書き換えを表現するフルフォード素馨。オタクの共通言語を精緻な手書きで偽造するヨコサカタツヤ。刺繍やイラストを組み合わせてアートへ昇華する山本芽衣。植物をモチーフに自身をシルクスクリーンで刷り込むGIRUVI。葉に焼き付けた写真で懐古感情の探求を表現する千葉尋。湾曲した曲木とラッププリントで現代を切り取るサイトウユウヤ。情報社会をテーマに抽象画で著名人を描くneuronoa。

展示タイトルにある『SYNESTHESIA(シナスタジア)』とは文字や音に色を感じたり、味や匂いに形を感じたりする感覚を意味しています。10名のアーティスト達が織りなす多様な表現から、皆様の中にある何かと出会うきっかけになれたら嬉しく思っております(neuronoa / ニューロノア)」。

 between the artsは今後も「artworks」を通じて、アート業界でプロフェッショナルとして、継続的な活動を志す作家にもっとも寄り添ったパートナーとなることを目標とし、多角的なサポートを行っていくとしている。