EXHIBITIONS

バリー・マッギーが選ぶ次世代のセブン・アーティスト展

Someplace Friendly, Someplace Fractured(優しい場所、壊れそうな場所)

2022.02.15 - 02.27, 2022.04.14 - 05.22

キービジュアル

デイジー・メイ・シェフ River Bank and Bow Dress(Seen From Above) 2021

カレン・バーバー Untitled Painting(Black Puppy) 2021

ピーター・グレイ・ヒューレイ Untitled Painting #2 2021

タイラー・オームズビー Untitled Painting 2021

フランチェスコ・イゴリー・ディアナ Untitled  2021

ニック・ジェスキー car piles #3 2021

DIEGO Fixed Position 2022

 ライトシード・ギャラリーでは、バリー・マッギー監修の展覧会「バリー・マッギーが選ぶ次世代のセブン・アーティスト展 Someplace Friendly, Someplace Fractured(優しい場所、壊れそうな場所)」を開催している。

 今回の小さな展覧会には、デイジー・メイ・シェフ、カレン・バーバー、ピーター・グレイ・ヒューレイ、タイラー・オームズビー、フランチェスコ・イゴリー・ディアナ、ニック・ジェスキー、DIEGOの7人が参加。サンフランシスコ、デトロイト、ニューヨーク、東京で活動しているアーティストたちだ。バリー・マッギーをアドバイザーに迎え、バリーとライトシード・ギャラリーが注目している、あるいは知ってほしいと願っている7人の作家を紹介する。

 バリーによって「優しい場所、壊れそうな場所」と名付けられた本展では、7人の作品に込められた時代のスピリットを、親密な雰囲気とともに表現。アーティストそれぞれの出自、居住地域、性別、世代などは異なるが、「すべてのものは美であり、想像の余地と可能性に満ち溢れている」というビジョンを共有している。

 今回展示される作品は、いずれもがアーティスト自らの日々の生活と織り交ぜられ、それは平凡な日常生活と共存していると同時に、それらに邪魔されない不変のものを指し示してもいる。7人のアーティストは、政治や社会構造に対する批判的な性質を隠さず、そして個性的でありながら、友情や家族・コミュニティの感覚を大切にしている。7人の実践は、散歩や呼吸のように、それぞれの内面と外面をつなぐ組織の一部として組み込まれている。

 本展協力はヘーゲン・クロスビー(Ratio 3)、映像提供はデレク・マーシャル。