EXHIBITIONS

特別展「宝石 地球がうみだすキセキ」

画像提供=国立科学博物館

 国立科学博物館で特別展「宝石 地球がうみだすキセキ」が開催されている。

 宝石は、古代から魔よけやお守り、地位や立場を示すシンボルとして、そして現在は宝飾品としても広く親しまれ、世界中で用いられてきた。本展は、多種多様な宝石と、それらを使用した豪華絢爛なジュエリーを一堂に集め、科学的、文化的な切り口から紹介する。

 今回展示されるのは、ダイヤモンド、エメラルド、ルビー、サファイアなどのメジャーな宝石から、フォスフォフィライト、スフェーンなどのレアストーン、真珠、琥珀、アンモライト(虹色に輝くアンモナイト)などの生物由来の宝石までおよそ200種。さらに、ヴァン クリーフ&アーペル、ギメルといった国内外の人気ジュエラーの作品も並ぶ。

 また本展は、古代から最先端のジュエリーを所有するアルビオン アートの特別協力を得て、その比類なきジュエリーコレクションより、古代のメソポタミアやエジプトでつくられたものから20世紀の最先端のジュエリーまで、選りすぐりの作品を展示する。