EXHIBITIONS

MEDIA PRACTICE 21-22

東京藝術大学大学院映像研究科 メディア映像専攻 年次成果発表会 修士課程修了制作展/修士一年次成果発表

東京藝術大学 横浜校地 元町中華街校舎
2022.02.11 - 02.13

内海拓 ベッドタウンの神様 in 低俗の森

ジョイス・ラム 家族に関する考察のトリロジー

孫奎星 しん・稽古

田中彩 謂う口

松井靖果 Purification

山岸耕輔 移動する墓

浅尾鷹哉 Surviving body

姜賢植 部屋の中

佐藤瞭太郎 手腕振動

うしお鶏 かえり道

 東京藝術大学大学院映像研究科メディア映像専攻15期生・16期生による「MEDIA PRACTICE 21-22」が開催される。本専攻修士2年生はこれから各自のフィールドで活動していく始まりの「修了制作展」として、修士1年生は自らのテーマや問題意識のもとで取り組み始めた作品の「成果発表会」として、両学年が年次成果を併せて発表する展覧会。

 出展者は、内海拓、ジョイス・ラム、孫奎星、田中彩、松井靖果、山岸耕輔、浅尾鷹哉、姜賢植(修士課程修了制作展、15期生8名)、今宮有葉、うしお鶏、桒原幹治、佐藤瞭太郎、下川晴葵、砂川天望、田中くるみ、永田風薫、布谷麻衣(修士一年次成果発表、16期生9名)。

 本展は、学生たち自ら展覧会自体を企画し、各自が探究する新たな表現をどのように見せるかをセルフ・プロデュースする実践であり、表現とは何かを思考し、制作や発表を通して経験や気づきを重ねていった成果でもある。「リフレクション reflection」を展覧会のテーマに、同時代を現すこと、世界を省みることの意味を取り戻し、表現することで世界を知る悦びをとらえ直すことを試みるという。

 出展作品は、映像、インスタレーション、パフォーマンス、ワークショップ、VR、ゲームなど。多岐にわたるこれらの作品はいずれも、メディアの同時代性を批判的にとらえようとしている。

 なお「MEDIA PRACTICE 21-22」は、東京藝術大学大学院映像研究科と横浜市文化観光局が連携する地域貢献事業として開催される。