EXHIBITIONS

金井悠 作品展「SUB-SUB-TERRANEAN」

2022.02.05 - 02.25

金井悠 作品展「SUB-SUB-TERRANEAN」より

金井悠 作品展「SUB-SUB-TERRANEAN」より

金井悠 作品展「SUB-SUB-TERRANEAN」より

 陶芸作家・⾦井悠(かない・ゆう)の作品展「SUB-SUB-TERRANEAN」が銀座 蔦屋書店(インフォメーションカウンター前)で行われる。2月5日~25日まで。

 金井は1984年兵庫県生まれ。2009年京都精華大学修士課程陶芸専攻修了。08〜13年まで「contact Gonzo」のメンバーとして活動し、身体を激しく接触させるパフォーマンスやインスタレーションを軸に、国内外の美術館や劇場などで発表。14年より自身の活動をスタートさせ、現在は京都を拠点に「出土した玩具」をテーマとして制作し、陶芸表現の可能性を探り続けている。

 その実用性によって工芸品と美術品に分けて分類されることの多い陶芸作品。金井は、独自の技術を試行し、ある時はその二項対立の隙間をつくような、またある時はその範疇をこえるような表現を展開し、見る者の想像をかき立てるような作品を手がけている。

 本展では、独自に開発した土を釉薬のように用いた、泡立ったような表面が特徴の代表シリーズ「BukuBuku」を含む、新作約30点を展示。金井がつくり出す陶芸の可能性を会場で体感してほしい。なお作品は、銀座 蔦屋書店店頭およびアートのオンラインマーケットプレイス「OIL by 美術手帖」にて販売される。