EXHIBITIONS
駿府博物館50周年特別展 名品「天・人・地」
後期 地の巻:花鳥山水画
駿府博物館は、ジャーナリストの先覚者・徳富蘇峰に師事し、静岡新聞社・静岡放送を創設した大石光之助(1896〜1971)によって設立された博物館。その開館50周年の節目に、特別展として名品「天・人・地」を開催している。
本展は、同館が所蔵する名品をテーマに沿って入れ替え展示する展覧会企画(前期:2021年7月24日〜9月20日、中期:10月9日〜12月12日は終了)。今期「地の巻:花鳥山水画」(2022年1月15日〜3月6日)では、橋本雅邦の大作《林間残照図》をはじめ、霧の隙間に富士山がのぞいた姿を描いた竹内栖鳳の《秋霽(しゅうせい)》、川合玉堂の《奔泉紅葉》など、名だたる画家たちの名品を一堂に展示する。また寅年に鑑賞したい三尾呉石の《蒼清(そうせい)》も見どころのひとつとなる。
さらに本企画のミニコーナー展示として、「没後50年 巴里に愛された板谷房、日本画を究めた児玉希望」も同時に展開する。
福岡県出身の板谷房(1923~1971)は、一時、清水市立第四中学校(当時)で美術を教えていた静岡県にゆかりのある画家。若くして亡くなったためか日本での知名度は高くないが、海外では藤田嗣治(レオナール・フジタ)と並ぶほど有名だ。いっぽう児玉希望(1898~1971)は広島県に生まれ、官展を中心に活躍した日本画家。雄大な風景画が知られている。花鳥画や歴史画、水墨画にも筆をふるい、晩年まであくなき探究を続けた。
ミニコーナー展示では、同館が所有する板谷房の名画や、児玉希望作品を中心におよそ10点を紹介する。
本展は、同館が所蔵する名品をテーマに沿って入れ替え展示する展覧会企画(前期:2021年7月24日〜9月20日、中期:10月9日〜12月12日は終了)。今期「地の巻:花鳥山水画」(2022年1月15日〜3月6日)では、橋本雅邦の大作《林間残照図》をはじめ、霧の隙間に富士山がのぞいた姿を描いた竹内栖鳳の《秋霽(しゅうせい)》、川合玉堂の《奔泉紅葉》など、名だたる画家たちの名品を一堂に展示する。また寅年に鑑賞したい三尾呉石の《蒼清(そうせい)》も見どころのひとつとなる。
さらに本企画のミニコーナー展示として、「没後50年 巴里に愛された板谷房、日本画を究めた児玉希望」も同時に展開する。
福岡県出身の板谷房(1923~1971)は、一時、清水市立第四中学校(当時)で美術を教えていた静岡県にゆかりのある画家。若くして亡くなったためか日本での知名度は高くないが、海外では藤田嗣治(レオナール・フジタ)と並ぶほど有名だ。いっぽう児玉希望(1898~1971)は広島県に生まれ、官展を中心に活躍した日本画家。雄大な風景画が知られている。花鳥画や歴史画、水墨画にも筆をふるい、晩年まであくなき探究を続けた。
ミニコーナー展示では、同館が所有する板谷房の名画や、児玉希望作品を中心におよそ10点を紹介する。




