EXHIBITIONS
桑原正彦 1959-2021
2021年4月に逝去したアーティストの桑原正彦。小山登美夫ギャラリーでは、2022年正月初めの3日間、作家への別れの会「桑原正彦 1959-2021」を行う。
桑原正彦(1959〜2021)は1990年代の後半から一貫して、いま住んでいる環境に対する人間の欲望による変化に着目して制作を続けた。進化、効率、大量生産、加工、洗浄、商品価値を求めるのに伴う破壊、汚染などによる変化を、子供の頃からの思い出とともに、動物や風景を通して作品に表現。公害によって汚くなった海に現れたアザラシは、そこを新しい生活の場として生き抜き人々に可愛さをまきちらした。可愛いと思う心も人間の欲、その絶望的でもあり、楽園のようでもある世界が桑原作品の大きな魅力になっている。
小山登美夫ギャラリーでは、1997年の「棄てられた子供」から2000年代、そして2020年、生前最後の「heavenly peach」と、12度の個展を開催した。
別れの会と同時に、作家へ寄せられた知人たち(以下、50音順)からのメッセージを小冊子にまとめる。
荒井真一(パフォーマンス・アーティスト)、荒谷智子(Izumi Kato Studio)、岡田聡(Villa magical 2014 代表)、加藤泉(美術家)、川島秀明(画家)、工藤麻紀子(画家)、小林正人(画家)、小山登美夫、さとう三千魚(詩人)、杉戸洋(美術家)、長瀬夕子(小山登美夫ギャラリーディレクター)、那須太郎(TARO NASU)、松本光弘(痴虫、釣具製作者)、ローゼン美沙子(MISAKO & ROSEN)。
桑原正彦(1959〜2021)は1990年代の後半から一貫して、いま住んでいる環境に対する人間の欲望による変化に着目して制作を続けた。進化、効率、大量生産、加工、洗浄、商品価値を求めるのに伴う破壊、汚染などによる変化を、子供の頃からの思い出とともに、動物や風景を通して作品に表現。公害によって汚くなった海に現れたアザラシは、そこを新しい生活の場として生き抜き人々に可愛さをまきちらした。可愛いと思う心も人間の欲、その絶望的でもあり、楽園のようでもある世界が桑原作品の大きな魅力になっている。
小山登美夫ギャラリーでは、1997年の「棄てられた子供」から2000年代、そして2020年、生前最後の「heavenly peach」と、12度の個展を開催した。
別れの会と同時に、作家へ寄せられた知人たち(以下、50音順)からのメッセージを小冊子にまとめる。
荒井真一(パフォーマンス・アーティスト)、荒谷智子(Izumi Kato Studio)、岡田聡(Villa magical 2014 代表)、加藤泉(美術家)、川島秀明(画家)、工藤麻紀子(画家)、小林正人(画家)、小山登美夫、さとう三千魚(詩人)、杉戸洋(美術家)、長瀬夕子(小山登美夫ギャラリーディレクター)、那須太郎(TARO NASU)、松本光弘(痴虫、釣具製作者)、ローゼン美沙子(MISAKO & ROSEN)。