EXHIBITIONS
松井えり菜 個展「池袋だよ! アトリエ ドゥ マツイ エリナ」
アーティスト・松井えり菜の新作個展「池袋だよ! アトリエ ドゥ マツイ エリナ」が開催される。銀座 蔦屋書店が気鋭アーティストを特集する展覧会シリーズ「銀座 蔦屋書店ART PARTY」の13回目。
松井は1984年岡山県生まれ。東京藝術大学大学院美術研究科絵画専攻油画修了。現在、東京を拠点に制作を行う。絵画における自画像をコミュニケーションツールとして用いながら、自画像表現の可能性を模索し続けてきた。
2004年の「GEISAI#6」にて金賞を受賞した《エビチリ大好き》に代表される変顔作品は、濃厚な実体験を通して、他者と笑いや感情を共有したいという想いをキャンバス上に体現したもの。近年は直接的に顔を描写する表現にとどまらず、幼少期に油絵にふれるきっかけとなった西洋画と少女マンガをコマ割りでつなぎ合わせる「古典回帰」シリーズや、いまを生きる女性の感情を可視化する層を描いた「レイヤー」シリーズ、自身の分身ともいえるウーパールーパーをモチーフにしたシリーズなど、幅広く制作に取り組んでいる。
本展は、松井のアトリエをイメージして構成される。松井が現在アトリエを構えている池袋には、90年前に「池袋モンパルナス」と名付けられたアトリエ村があったと言う。そこからインスピレーションを受けた、過去と現在の観念が混ざり合う松井自身のアトリエを、銀座の地に創出する。
今回の新作は廃棄される化粧品の顔料をもとにした絵具を使用するなどSDGsの取り組みを行っていることも特徴。作家は食物連鎖など環境に関する作品を制作することも多く、絵を描くという一見個人的とも捉えられる行為から、少しでも地球環境保全に貢献したいという松井の願いが込められている。
なお作品の販売は、銀座 蔦屋書店店頭およびオンラインストア「OIL by 美術⼿帖」にて販売される。
松井は1984年岡山県生まれ。東京藝術大学大学院美術研究科絵画専攻油画修了。現在、東京を拠点に制作を行う。絵画における自画像をコミュニケーションツールとして用いながら、自画像表現の可能性を模索し続けてきた。
2004年の「GEISAI#6」にて金賞を受賞した《エビチリ大好き》に代表される変顔作品は、濃厚な実体験を通して、他者と笑いや感情を共有したいという想いをキャンバス上に体現したもの。近年は直接的に顔を描写する表現にとどまらず、幼少期に油絵にふれるきっかけとなった西洋画と少女マンガをコマ割りでつなぎ合わせる「古典回帰」シリーズや、いまを生きる女性の感情を可視化する層を描いた「レイヤー」シリーズ、自身の分身ともいえるウーパールーパーをモチーフにしたシリーズなど、幅広く制作に取り組んでいる。
本展は、松井のアトリエをイメージして構成される。松井が現在アトリエを構えている池袋には、90年前に「池袋モンパルナス」と名付けられたアトリエ村があったと言う。そこからインスピレーションを受けた、過去と現在の観念が混ざり合う松井自身のアトリエを、銀座の地に創出する。
今回の新作は廃棄される化粧品の顔料をもとにした絵具を使用するなどSDGsの取り組みを行っていることも特徴。作家は食物連鎖など環境に関する作品を制作することも多く、絵を描くという一見個人的とも捉えられる行為から、少しでも地球環境保全に貢献したいという松井の願いが込められている。
なお作品の販売は、銀座 蔦屋書店店頭およびオンラインストア「OIL by 美術⼿帖」にて販売される。