EXHIBITIONS

左刀大地「Meet on the Horizon」

2021.11.19 - 12.06

左刀大地 An Injured Boy And His Carer 2021

左刀大地 Bedtime Talk(過去作品)

左刀大地 Girl singing by the pool(2点ともに過去作品)

左刀大地 Two boys in a tree(過去作品)

左刀大地 Boy rescuing a drowning boy(過去作品)

 映画やポップミュージックを起点としたペインティングを手がけるアーティスト・左刀大地(さとう・だいち)。その東京初個展「Meet on the Horizon」が「OIL by 美術手帖」ギャラリーで開催される。11月19日〜12月6日まで。

 左刀は1985年埼玉県生まれ。美術系の高校に進学後、本格的に美術の勉強を始め、ヤン・ファン・エイクやニコラ・プッサン、エドゥアール・マネなどの古典絵画、俵屋宗達といった日本の絵師らの表現からとくに影響を受けた。現在は沖縄県を拠点に活動し、国内外のアートフェアやグループ展に参加。沖縄でもっとも歴史のあるリゾートホテルでの「Paradiso」展(2019)やハンバーガーショップでの個展「食べよう、考えよう、孤独な時間を共有しよう。」(2017)、東京都美術館でのグループ展「CHAIN REACTION」(2013)など、その時の自身の気分に関わる内容、場所での展示を行っている。

 本展では、映画やポップミュージックなどからインスピレーションを受けた風景に、空想上のモチーフを加えて描いた新作を発表。同時期に開催されるマイアミのアートフェア「Untitled Art Miami Beach」出品作と、互いに関連した作品群となる。

 左刀は展示に向けて、あるいは制作を通してあるひとつのテーマに向き合うとき、その作品群にパブリックとプライベートのような、表裏一体な2つの側面が現れると言う。それは「呼吸のように吸い込む作品と、吸収したものをかたちにするための作品」でもあり、ひとつの展示空間では同時に展示すると混乱を起こしかねないとも話す。

 今回は、マイアミと渋谷という2つの場所に作品それぞれを構成し、マイアミでは左刀がパブリックととらえる作品を、渋谷のOIL by 美術手帖ギャラリーでは内に向かうようなプライベートな作品を展示することを試みる。

 自身が影響を受けてきた古典と、映画やポップミュージックを起点にモチーフを描く左刀。無音のはずの絵画から台詞が聞こえてくるような作品からは、自身がリラックスし、「見る人にも肩肘をはらず、自分らしく幸せに生きることができるようになってほしい」という作家の願いが伝わってくる。

 本展出品作は、店頭およびアートのオンラインマーケットプレイス「OIL by 美術⼿帖」にて販売予定。

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