EXHIBITIONS
熊本県立美術館所蔵 今西コレクション
肉筆浮世絵の世界
アナザーワールド発見!
岡山県立美術館で特別展「熊本県立美術館所蔵 今西コレクション 肉筆浮世絵の世界 アナザーワールド発見!」が開催される。
肉筆浮世絵とは、江戸時代に庶民間に広く流行した浮世絵版画に対し、絵師が絵筆をとって描く1点限りの浮世絵のこと。希少性が高く富裕層に愛された肉筆画と、多数の複製を安価で提供する版画とは、同時期にそれぞれの進化を遂げた。
熊本県立美術館に寄贈された今西コレクションは、熊本市に在住した故・今西菊松が収集した肉筆浮世絵コレクション。多くの浮世絵師たちの作品を網羅したもので、同館の所蔵品のひとつの柱となっている。
本展では、同コレクションから厳選された名品約130点を一堂に展示。美人画や役者絵から、岡山ゆかりの浮世絵師・鍬形蕙斎(くわがた・けいさい、1764〜1824)の《隅田川図》に見る江戸の風景、また歌川派と葛飾派といった、同時期に腕を競ったライバル同士の作品などを展覧する。
肉筆浮世絵とは、江戸時代に庶民間に広く流行した浮世絵版画に対し、絵師が絵筆をとって描く1点限りの浮世絵のこと。希少性が高く富裕層に愛された肉筆画と、多数の複製を安価で提供する版画とは、同時期にそれぞれの進化を遂げた。
熊本県立美術館に寄贈された今西コレクションは、熊本市に在住した故・今西菊松が収集した肉筆浮世絵コレクション。多くの浮世絵師たちの作品を網羅したもので、同館の所蔵品のひとつの柱となっている。
本展では、同コレクションから厳選された名品約130点を一堂に展示。美人画や役者絵から、岡山ゆかりの浮世絵師・鍬形蕙斎(くわがた・けいさい、1764〜1824)の《隅田川図》に見る江戸の風景、また歌川派と葛飾派といった、同時期に腕を競ったライバル同士の作品などを展覧する。