EXHIBITIONS

牛島智子 個展「炭素ダンスでエウレカ」

2021.11.13 - 11.28

牛島智子個展「炭素ダンスでエウレカ」イメージ

牛島智子 個展「炭素ダンスでエウレカ」より

牛島智子 個展「炭素ダンスでエウレカ」より

 福岡のEUREKAでは、牛島智子の個展「炭素ダンスでエウレカ」を開催する。11月13日~28日まで。

 牛島は1958年福岡県生まれ。85年Bゼミ修了。大学卒業後から制作・発表を40年間続けており、99年に東京から福岡に拠点を移す。以降、リサーチを続けてきた地元・八女の産業でもある櫨蝋燭や手漉き和紙を用いた作品からなるインスタレーションで注目を集め、福岡のアートシーンでもっとも精力的に活動している美術家のひとりだ。

 本展は牛島の新作の油絵、ドローイング、オブジェ、そしてこれまでの作品も含め空間全体を使って紹介する。自然の循環に寄り添いながら、あふれ出すような豊饒さをかたちにする牛島の作品を楽しんでほしい。

「筑後アートファーム計画2019でウティット・アティマナさんの取材を受けた。彼は「美術は死んだ、文化は残ると思うけど」と言った。裸の王様的なもの言いに共感もしたが、私は美術だからできること、美術にしかできないことがあると思った、その一つが画廊という存在だった(牛島智子)」。