EXHIBITIONS
ヲリヲリヲ / 小野田賢三 山極満博
アーティスト・小野田賢三と山極満博の2人展「ヲリヲリヲ」が、群馬の朝陽堂で開催される。会期は11月3日〜23日。
小野田は1961年群馬県生まれ。大阪芸大芸術計画学科音響専攻中退。NTTでデータベースやデジタルネットワーク構築設計に携わったのち、2002年頃より芸術家として活動を開始。ビデオ・サウンド・アート作品を、主にドイツ・フランスなどのヨーロッパ圏で発表してきた。
山極は1969年長野県生まれ、92年東京造形大学デザイン学科映像コース卒業。「見ること」の関係を読み、映像や音響、絵画、写真、彫刻など様々な媒体を用いて、目に見えない距離間を表出させてきた。2019年、小海町高原美術館(長野)で個展「しーん。」を開催。安藤忠雄設計の美術館全館を使い、普段見過ごしてしまうような出来事や時間を発見する空間をつくり上げた。
本展の会場となるのは、築244年の古蔵を改修した古本・雑貨・gallery 朝陽堂。小野田は、地元でもある群馬の作曲家・井上武士による「うみ」を再構成した音楽作品(2013年、アーツ前橋にて発表)の再解釈で朝陽堂書店バージョンを発表し、いっぽう山極は、本という「他者」を通して「わたし」と向き合う、そんな状況設定を描く。
古書の触感、床の軋む音に耳を傾けながら、新旧が折り込まれた朝陽堂で展示される2人の作品を鑑賞してほしい。
小野田は1961年群馬県生まれ。大阪芸大芸術計画学科音響専攻中退。NTTでデータベースやデジタルネットワーク構築設計に携わったのち、2002年頃より芸術家として活動を開始。ビデオ・サウンド・アート作品を、主にドイツ・フランスなどのヨーロッパ圏で発表してきた。
山極は1969年長野県生まれ、92年東京造形大学デザイン学科映像コース卒業。「見ること」の関係を読み、映像や音響、絵画、写真、彫刻など様々な媒体を用いて、目に見えない距離間を表出させてきた。2019年、小海町高原美術館(長野)で個展「しーん。」を開催。安藤忠雄設計の美術館全館を使い、普段見過ごしてしまうような出来事や時間を発見する空間をつくり上げた。
本展の会場となるのは、築244年の古蔵を改修した古本・雑貨・gallery 朝陽堂。小野田は、地元でもある群馬の作曲家・井上武士による「うみ」を再構成した音楽作品(2013年、アーツ前橋にて発表)の再解釈で朝陽堂書店バージョンを発表し、いっぽう山極は、本という「他者」を通して「わたし」と向き合う、そんな状況設定を描く。
古書の触感、床の軋む音に耳を傾けながら、新旧が折り込まれた朝陽堂で展示される2人の作品を鑑賞してほしい。


