EXHIBITIONS
Life is beautiful : 衣・食植・住
“植物が命をまもる衣となり、命をつなぐ食となる”
GYRE GALLERYで、eatrip主宰の野村友里と、the little shop of flowersオーナーの壱岐ゆかりが企画する展覧会「衣・食植・住 “植物が命をまもる衣となり、命をつなぐ食となる”」が開催される。
野村友里と壱岐ゆかりの2人は、東京・原宿の同じ敷地で隣合わせに店を構え、20年という月日をともに歩んできた。料理と花、どちらもその本質を見つめれば、土という深いところでつながり合い、この生業において大切にすべきことは何なのかを互いに探究している。
食(植)物という「生」を扱う日々のなかで得た言語化できない感覚、その瞬間の連続を1冊の本にまとめた共著『tasty of life』(青幻舎、2019)から3年。2人の探求は、あらゆる生物の循環をもたらす土へと向かい、その循環の一部となれるような技法をいまの時代なりの方法で編みだそうと歩みを進めている。その活動こそが、本展のタイトルでもある「Life is beautiful」だ。
本展は、日本が循環型社会であった江戸時代、「聖なる植物」として神事に欠かせないものであり、人々の生活の中心にあった効能高い植物の「大麻、苧麻」からつくられる大麻布に着目。古来日本で特別な布であった大麻布をいまによみがえらせるべく、資料布ディレクションに麻布研究の第一人者の吉田真一郎(近世麻布研究所所長)を迎え、現代の紡績・製織技術のもと完成させたばかりの「麻世妙―majotae」にフォーカスしその可能性をひも解く。
かつての衣食住から何を受けとり、どう生かし、次へとつないでいけばよいのか。土に育まれた大麻草の繊維を採り、積み、紡いだ糸で織り上げられた、知恵の結晶のような古い大麻布のコレクションにふれながら、「Life is beautiful」の考えを深めていく場としての展覧会。
野村友里と壱岐ゆかりの2人は、東京・原宿の同じ敷地で隣合わせに店を構え、20年という月日をともに歩んできた。料理と花、どちらもその本質を見つめれば、土という深いところでつながり合い、この生業において大切にすべきことは何なのかを互いに探究している。
食(植)物という「生」を扱う日々のなかで得た言語化できない感覚、その瞬間の連続を1冊の本にまとめた共著『tasty of life』(青幻舎、2019)から3年。2人の探求は、あらゆる生物の循環をもたらす土へと向かい、その循環の一部となれるような技法をいまの時代なりの方法で編みだそうと歩みを進めている。その活動こそが、本展のタイトルでもある「Life is beautiful」だ。
本展は、日本が循環型社会であった江戸時代、「聖なる植物」として神事に欠かせないものであり、人々の生活の中心にあった効能高い植物の「大麻、苧麻」からつくられる大麻布に着目。古来日本で特別な布であった大麻布をいまによみがえらせるべく、資料布ディレクションに麻布研究の第一人者の吉田真一郎(近世麻布研究所所長)を迎え、現代の紡績・製織技術のもと完成させたばかりの「麻世妙―majotae」にフォーカスしその可能性をひも解く。
かつての衣食住から何を受けとり、どう生かし、次へとつないでいけばよいのか。土に育まれた大麻草の繊維を採り、積み、紡いだ糸で織り上げられた、知恵の結晶のような古い大麻布のコレクションにふれながら、「Life is beautiful」の考えを深めていく場としての展覧会。















