EXHIBITIONS

HITE-Media presents

END展 死×テクノロジー×未来=?

2021.11.03 - 11.14

キービジュアル

諸星大二郎 すべてここから生まれ ここへ還って行く © Daijiro Morohoshi 2021

たかくらかずき UPDATE RINNE

ノガミカツキ Image Cemetery

Mikiko Kamada Flower Compost Photo by Yoichi Tsunoda

 ANB Tokyoで、「END展 死×テクノロジー×未来=?」が開催される。研究プロジェクト・HITE-Mediaが主催する、「死」からテクノロジーと社会の未来を問う展覧会。

 HITE-Mediaは、異分野の人々を交えて活発な議論の場を創出するプロジェクト。「HITE」とは人と情報のエコシステムのことで、人や社会への理解を深めながら、どんな問題が起きるかを考え、人間を中心とした視点で新たな技術や制度を設計していく研究領域だ。HITE-Mediaは様々な「問い」を人々に届け、未来への想像力がふくらむメディア・コンテンツを制作し、情報技術と人々の新たな関係を一人ひとりが考えていくプラットフォームを構築している。

 本展では、「死」をテーマとした様々な問いを来場者に投げかける。そして、一人ひとりが「死」の物語と向き合うヒントとして、描き下ろしの短編マンガ、HITE-Mediaが選び抜いたマンガ作品の1コマや、気鋭のアーティストたちの作品を展示し、「死」を切り口に、これからのテクノロジーや社会変化と人間の関係を参加者とともに考える場を創出する。

 出展作家は、(マンガ家)五十嵐大介、諸星大二郎、しりあがり寿、うめ(小沢高広・妹尾朝子)、ハミ山クリニカ+宮本道人、(アーティスト)ノガミカツキ、たかくらかずき、Mikiko Kamada、(マンガ・1コマ出典作品[予定])岩明均『寄生獣』、士郎正宗『攻殻機動隊』、萩尾望都『トーマの心臓』、よしながふみ『大奥』、大島弓子『ダリアの帯』、星野之宣『ヤマタイカ』、五十嵐大介『海獣の子供』、板垣巴留『BEASTARS』、ヤマシタトモコ『違国日記』、山下和美『ランド』、市川春子『宝石の国』、遠藤浩輝『EDEN』、平庫ワカ『マイ・ブロークン・マリコ』、山田参助『あれよ星屑』、岡崎京子『リバーズ・エッジ』、鬼頭莫宏『ぼくらの』、ウチヤマユージ『よろこびのうた』、川上泰樹『転生したらスライムだった件』、柞刈湯葉・中村ミリュウ『オートマン』、地下沢中也『預言者ピッピ』、石森章太郎『サイボーグ009』、長谷川裕一『機動戦士クロスボーンガンダム』、野田サトル『ゴールデンカムイ』、大友克洋『AKIRA』、田村由美『BASARA』ほか。

 また、展覧会開催直前スペシャル企画として、学校法人角川ドワンゴ学園N高等学校、S高等学校、N中等部との共同企画を実施。中高生たちと「死」をテーマにディスカッションを行い、そこで生まれた様々なコメントを展示に取り入れる予定だ。