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EXHIBITIONS

土地の名──土地と記憶をめぐる旅 長崎県美術館コレクションから

2021.10.16 - 2022.01.10

横手貞美 ムーラン・ド・ラ・ギャレット 1930頃 長崎県美術館蔵

山本森之助 フランスの田舎 1922-23 長崎県美術館蔵

田川憲 長崎原爆遺構(浦上天主堂) 1949/51 長崎県美術館蔵

青木野枝 雲谷/長崎 2019 作家蔵 撮影=山本糾 Courtesy of ANOMALY

カーク・パーマー 戦争の終焉:記憶の島 2012 作家蔵

 長崎県美術館が企画展「土地の名──土地と記憶をめぐる旅 長崎県美術館コレクションから」を開催する。

 その名前が、歴史的・社会的・文化的な文脈のなかで、特別な響き、あるいは象徴的含意を持つようになった土地というものがある。例えば「ゲルニカ」。そして「長崎」もまたそのひとつだ。こうした土地の名は、土地の歴史やそこに生きた人々の記憶や私たちの個人的な記憶と結びついて、私たちのなかに様々な感情やイメージを呼び覚ます。

 本展では、ある土地とその土地の記憶を題材とする作品を同館の収蔵品から選び、「聖地巡礼」などのテーマに沿って展示。作品およびその周りに立ち上がる土地の記憶が時空を越え、「今・ここ」、そして未来につながる諸問題をめぐる思索の旅に導く。

 出展作家は、松尾敏男、山本森之助、横手貞美、田川憲、東松照明、菊畑茂久馬、舟越保武、青木野枝、エドゥアルド・アロージョ、カーク・パーマーほか。