EXHIBITIONS

中西伶個展「DUALISM」

+81Gallery - Kyoto
2021.09.25 - 10.31

中西伶 still life 01 2021

 現代アーティスト・中西伶の個展「DUALISM」が+81Gallery - Kyotoで開催されている。10月31日まで。

 中西は1994年三重県生まれ。グラフィックデザイナーの仕事に一度就くも、⼭⼝歴の作品に衝撃を受けて2016年に単身で渡米。黎明期のファースト・アシスタントとなり、山口の目覚ましい活躍を間近で経験した。それから3年後、いよいよ自身の作品を生み出す時期が到来したことを感じ帰国。制作活動を始め、わずか2年で発表された「Flower of Life」シリーズは、84作品を数え作家の代表的シリーズとなっている。

 鍛え上げたアナログ技術とデジタル技術を融合し、作品に昇華させる中西。作品の集積体された情報をデータ・ベース化することで、驚くほどのペースで作品を手がけ、進化のスピードと作品完成度をあげ続けている。

 本展では、代表作「Flower of Life」に加え、静物画(ヴァニタス)を参照した新作「still life」シリーズを発表。「赤」と「青」の2つの世界を堪能できる展示構成となる。