EXHIBITIONS

ソピアップ・ピッチ

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ソピアップ・ピッチ Rang Phnom No.11 2016 © Sopheap Pich Studio Courtesy of Tomio Koyama Gallery

ソピアップ・ピッチ 写真左は《Miroiise》 右は《Moonstone》(ともに2017) © Sopheap Pich Studio Courtesy of Tomio Koyama Gallery

ソピアップ・ピッチ Rang Phnom No.11 2016 © Sopheap Pich Studio Courtesy of Tomio Koyama Gallery

ソピアップ・ピッチ Mirage 1 2017 © Sopheap Pich Studio Courtesy of Tomio Koyama Gallery

 カンボジアを代表する現代アーティスト、ソピアップ・ピッチの日本初個展を小山登美夫ギャラリーとと8/ ART GALLERY/ Tomio Koyama Galleryで同時開催する。

 木々や花などの植物、人間の解剖学や、都市構造などからインスピレーションを得た有機的かつ幾何学的な立体作品を手がけるピッチ。竹やラタン、ワイヤー、蜜蝋など、地域に根ざした素材を用いて粗く織られるピッチの作品は、透明性を持ちながらも、機能的な構造の圧倒的なボリュームによって空間全体にエネルギーを漂わせる。

 本展では、新作約12点を公開。彼の3次元作品の探求において、より抽象的かつ深みのある方向性が表現されている立体作品「Miroiise」「Moonstone」や、今年のヴェネツィア・ビエンナーレの展示作品を発展させた大規模なドローイングなどが並ぶ。