Pattern 紋様

　今世紀最も重要な抽象表現主義アーティストのひとりとされるクリストファー・ウールや、2016年のグッゲンハイム美術館での回顧展を行ったアグネス・マーティン、さらに草間彌生や猪熊弦一郎など、西洋と東洋を代表する作家たちの作品を展示。

　「美しさ」は、時代を追うごとに新たに生み出され、その多種多様なかたちはそれぞれの時代の価値観を内包している。そのなかで「紋様」は、地域を問わずアートをかたちづくる装飾的な要素として、また、コミュニケーションツールや標識といった実用的な要素として存在してきた。「普遍的な美しさ」を表出し、アートと人々のくらしをつなぐ「紋様」をテーマにした展覧会。