EXHIBITIONS
ジャム・セッション 石橋財団コレクション×森村泰昌
M式「海の幸」ー森村泰昌 ワタシガタリの神話
アーティゾン美術館は、「ジャム・セッション 石橋財団コレクション×森村泰昌 M式『海の幸』ー森村泰昌 ワタシガタリの神話」を開催。石橋財団コレクションと現代美術家が共演する「ジャム・セッション」の第2回では、「自画像的作品」をテーマに制作を行う森村泰昌を迎える。
森村は1951年大阪市生まれ。85年にゴッホに扮したセルフポートレイト写真でデビューして以降、国内外で作品を発表している。14年には、ヨコハマトリエンナーレのアーティスティックディレクターを担当。18年、大阪北加賀屋に「モリムラ@ミュージアム」を開館。著書に『自画像のゆくえ』(光文社新書)ほか多数。
これまで、古今東西の絵画や写真に表された人物に変装し、独自の解釈を加え再現してきた森村は、石橋財団が所蔵する青木繁《自画像》(1903)、《海の幸》(1904年)にインスピレーションを得た作品を制作するなど、かねてから同財団の青木作品へ密かな想いを寄せていたと言う。
本展は、森村が改めて青木の《海の幸》と本格的に向き合うもの。同名作品が制作された明治期以降の日本の文化、政治、思想などの変遷史を「森村式」、略して「M式『海の幸』」として形象化し、青木への熱い想いを新たなる作品シリーズへと昇華させる。
展示は同財団コレクションより青木作品約10点と、森村作品約60点で構成。うち50点以上は、本展のために制作された森村の新作となり、森村と青木のかつてないセッションを見ることができる。
森村は1951年大阪市生まれ。85年にゴッホに扮したセルフポートレイト写真でデビューして以降、国内外で作品を発表している。14年には、ヨコハマトリエンナーレのアーティスティックディレクターを担当。18年、大阪北加賀屋に「モリムラ@ミュージアム」を開館。著書に『自画像のゆくえ』(光文社新書)ほか多数。
これまで、古今東西の絵画や写真に表された人物に変装し、独自の解釈を加え再現してきた森村は、石橋財団が所蔵する青木繁《自画像》(1903)、《海の幸》(1904年)にインスピレーションを得た作品を制作するなど、かねてから同財団の青木作品へ密かな想いを寄せていたと言う。
本展は、森村が改めて青木の《海の幸》と本格的に向き合うもの。同名作品が制作された明治期以降の日本の文化、政治、思想などの変遷史を「森村式」、略して「M式『海の幸』」として形象化し、青木への熱い想いを新たなる作品シリーズへと昇華させる。
展示は同財団コレクションより青木作品約10点と、森村作品約60点で構成。うち50点以上は、本展のために制作された森村の新作となり、森村と青木のかつてないセッションを見ることができる。