EXHIBITIONS

ランス美術館コレクション

風景画のはじまり コローから印象派へ

2021.09.18 - 11.07

ジャン=バティスト・カミーユ・コロー 湖畔の木々の下のふたりの姉妹 1865-70 Inv. 887.3.82
© MBA Reims 2019/Photo : C.Devleeschauwer ランス美術館 Reims, Musée des Beaux-Arts

ウジェーヌ・ブーダン ベルク、船の帰還 1890 Inv. 907.19.35
© MBA Reims 2019/Photo : C.Devleeschauwer ランス美術館 Reims, Musée des Beaux-Arts

クロード・モネ ベリールの岩礁 1886 Inv. 907.19.191
© MBA Reims 2019/Photo : C.Devleeschauwer ランス美術館 Reims, Musée des Beaux-Arts

 宮城県美術館で「ランス美術館コレクション 風景画のはじまり コローから印象派へ」が開催される。

 フランス北部に位置するランス市は、発泡性ワインの代名詞・シャンパーニュ(シャンパン)の産地としても知られる歴史ある都市。その街の中心に建つランス美術館は、19世紀絵画、とりわけ風景画のコレクションの充実した内容を誇る。

 本展では、同館が数多く所蔵しているカミーユ・コローの作品16点、ウジェーヌ・ブーダンの作品7点のほか、ギュスターヴ・クールベ、ジュール・デュプレ、オーギュスト・ルノワール、クロード・モネ、カミーユ・ピサロなどの作品を、合わせて70点あまり展示する。

 19世紀の画家たちの絵画や版画の作品を通じて、バルビゾン派から印象派へ至る、フランス近代風景画の展開をたどる展覧会。