EXHIBITIONS
mtk+ vol.3
藤本純輝
「mtk+」は、MtK Contemporary Artに隣接するカフェ「.S」の店舗内スペースで、若⼿作家を迎える展覧会シリーズ。第3弾では、ペインターの藤本純輝(ふじもと・あつき)を迎える。
藤本は1997年三重県生まれ。21年に京都芸術大学大学院芸術研究科修士課程芸術専攻美術工芸領域油画分野を修了。主な展覧会に、「Kyoto Perspective」(ANB Tokyo、東京、2021)、「DAWN-EXPOSITION 2021.04-」(銀座蔦屋書店 GINZA SIX、東京、2021)、「ARTISTS’ FAIR KYOTO 2021」(京都文化博物館、京都、2021)など。受賞歴に「ARTISTS’ FAIR KYOTO 2021 Akatsuki ART AWARD」優秀賞(2021)、「NONIO ART WAVE AWARD 2021」木村絵理子賞(2021)。
藤本は、花や草木、鳥などの自然をモチーフとし、素材、色や絵具の配置など、画面を構成する要素と向き合いながら絵画を制作している。素材の持つ性質に着目し、自身の手で支持体となる布を染める、二重に重ねて用いるなど、モチーフの持つ固有の性質をメディアとして互いに補完し合えるようにそのつど選択・手入れを重ねる。それらは画面の外にまで広がるような空気を漂わせながら、草花が群生している庭の光景を創出する。
藤本が生み出す素材のレイヤーや余白は、普段気に留めないようなささやかな心地よいリズム感、そして静かではあるが確かにそこにあるという存在感で私たちを包む。
藤本は1997年三重県生まれ。21年に京都芸術大学大学院芸術研究科修士課程芸術専攻美術工芸領域油画分野を修了。主な展覧会に、「Kyoto Perspective」(ANB Tokyo、東京、2021)、「DAWN-EXPOSITION 2021.04-」(銀座蔦屋書店 GINZA SIX、東京、2021)、「ARTISTS’ FAIR KYOTO 2021」(京都文化博物館、京都、2021)など。受賞歴に「ARTISTS’ FAIR KYOTO 2021 Akatsuki ART AWARD」優秀賞(2021)、「NONIO ART WAVE AWARD 2021」木村絵理子賞(2021)。
藤本は、花や草木、鳥などの自然をモチーフとし、素材、色や絵具の配置など、画面を構成する要素と向き合いながら絵画を制作している。素材の持つ性質に着目し、自身の手で支持体となる布を染める、二重に重ねて用いるなど、モチーフの持つ固有の性質をメディアとして互いに補完し合えるようにそのつど選択・手入れを重ねる。それらは画面の外にまで広がるような空気を漂わせながら、草花が群生している庭の光景を創出する。
藤本が生み出す素材のレイヤーや余白は、普段気に留めないようなささやかな心地よいリズム感、そして静かではあるが確かにそこにあるという存在感で私たちを包む。