EXHIBITIONS
Ryu Ika「interface approach Ⅱ vestige, me, now separating」
NADiff Window Galleryでは、写真家・Ryu Ika(リュウ・イカ)の個展「interface approach Ⅱ vestige, me, now separating」を開催する。
Ryuは内モンゴル自治区出身。武蔵野美術大学、パリ国立高等美術学校などで写真を学び、清里フォトアートミュージアム(山梨)への作品収蔵や、2019年に行われた第21回写真「1_WALL」でのグランプリ受賞、赤々舎からの写真集出版など、目覚ましい活躍で注目されている。
来日し言葉でのコミュニケーションが難しいなかで、外の世界と繋がるツールとして写真を撮り始めたRyu。その写真は、激しいコントラスト、粗いノイズ、生々しい物質感が特徴で、演じられた世界や人間を切り取った写真が、撮影した作家自身の存在までもが見えるような強いエネルギーを放っている。
本展は、今年3月に開催されたflotsam books(東京)での展示「interface approach」をアップデート。「写真とは何か」をつねに問いかけ、「人」を撮ることが世界と繋がる第一の方法であり喜びであるRyuの新作インスタレーションが展開される。
人間そのものを写し取った写真と、人との別れを撮影した写真の2つのイメージが、ギャラリーのなかから外へとめぐり、埋め尽くし、痕跡を残す。「写真を撮ることは痕跡であり、それは過去となり、自身と写真との別れにもなる、そしてそれはつながることでもある」と話す作家の新たな表現を体感してほしい。
Ryuは内モンゴル自治区出身。武蔵野美術大学、パリ国立高等美術学校などで写真を学び、清里フォトアートミュージアム(山梨)への作品収蔵や、2019年に行われた第21回写真「1_WALL」でのグランプリ受賞、赤々舎からの写真集出版など、目覚ましい活躍で注目されている。
来日し言葉でのコミュニケーションが難しいなかで、外の世界と繋がるツールとして写真を撮り始めたRyu。その写真は、激しいコントラスト、粗いノイズ、生々しい物質感が特徴で、演じられた世界や人間を切り取った写真が、撮影した作家自身の存在までもが見えるような強いエネルギーを放っている。
本展は、今年3月に開催されたflotsam books(東京)での展示「interface approach」をアップデート。「写真とは何か」をつねに問いかけ、「人」を撮ることが世界と繋がる第一の方法であり喜びであるRyuの新作インスタレーションが展開される。
人間そのものを写し取った写真と、人との別れを撮影した写真の2つのイメージが、ギャラリーのなかから外へとめぐり、埋め尽くし、痕跡を残す。「写真を撮ることは痕跡であり、それは過去となり、自身と写真との別れにもなる、そしてそれはつながることでもある」と話す作家の新たな表現を体感してほしい。

