EXHIBITIONS
小林健太 個展「#smudge」
ファッションブランドとのコラボレーションでも注目を集めるアーティスト・小林健太。ANB Tokyoでその個展「#smudge」が開催される。
小林は1992年神奈川県生まれ。東京と湘南を拠点に活動。自身のアートワークに加え、2019年ではマーク・ウェストン率いるdunhillの2020春夏コレクションとのコラボレーションや、ヴァージル・アブローがディレクションするLouis Vuittonメンズ2019秋冬コレクションのキャンペーンイメージを手がける。16年に写真集『Everything_1』、20年に『Everything_2』がNewfaveより発行された。
本展では、Photoshopの「smudge(指先ツール)」を用いた、小林の代名詞とも言えるシリーズの拡張を目指す。
「smudge(指先ツール)」は、Photoshopにおける色味や輪郭修正に用いられる基本的なツールのひとつであり、一般的にはファッション写真の修正などに使われる。しかし小林はそれを過剰に用いて写真を絵の具のパレットのように扱いイメージを変容させる。
小林にとって「smudge」によるストローク(筆致)は、写真と絵画の境界線を跨ぐ身体性の痕跡であり、時間と空間を貫く普遍的な情感のシンボルでもあると言う。本展を通じ、平面にとどまらず立体にまで展開した「smudge」シリーズの現在地に何があるのかを探求する。
小林は1992年神奈川県生まれ。東京と湘南を拠点に活動。自身のアートワークに加え、2019年ではマーク・ウェストン率いるdunhillの2020春夏コレクションとのコラボレーションや、ヴァージル・アブローがディレクションするLouis Vuittonメンズ2019秋冬コレクションのキャンペーンイメージを手がける。16年に写真集『Everything_1』、20年に『Everything_2』がNewfaveより発行された。
本展では、Photoshopの「smudge(指先ツール)」を用いた、小林の代名詞とも言えるシリーズの拡張を目指す。
「smudge(指先ツール)」は、Photoshopにおける色味や輪郭修正に用いられる基本的なツールのひとつであり、一般的にはファッション写真の修正などに使われる。しかし小林はそれを過剰に用いて写真を絵の具のパレットのように扱いイメージを変容させる。
小林にとって「smudge」によるストローク(筆致)は、写真と絵画の境界線を跨ぐ身体性の痕跡であり、時間と空間を貫く普遍的な情感のシンボルでもあると言う。本展を通じ、平面にとどまらず立体にまで展開した「smudge」シリーズの現在地に何があるのかを探求する。





