EXHIBITIONS
小口志帆
名前を落とした日
日常の中で私たちが感じる虚無感や違和感を豊かな感性で感じ取り、まるで一編の短編小説を書くように、しっとりと丁寧に描く作家、小口志帆の個展が開催される。
絵画にとどまらず、立体、映像、版画、文章それぞれにおいて飛びぬけた才能とセンスを持ち、版画においては独自の技法を生み出すなど、意欲的に制作活動を行う小口。その作品は、一見虚無感や、荒涼、不在、これらに支配されたうつろな無名性の世界を描いているように見える。しかし、設定空間のドライな閉塞性と裏腹に、作品群には深い感情が通っており、しっとりとした、豊かな絵画性に満ちている。
本展では、新作の油画を中心に、版画、立体作品などを展示予定である。
絵画にとどまらず、立体、映像、版画、文章それぞれにおいて飛びぬけた才能とセンスを持ち、版画においては独自の技法を生み出すなど、意欲的に制作活動を行う小口。その作品は、一見虚無感や、荒涼、不在、これらに支配されたうつろな無名性の世界を描いているように見える。しかし、設定空間のドライな閉塞性と裏腹に、作品群には深い感情が通っており、しっとりとした、豊かな絵画性に満ちている。
本展では、新作の油画を中心に、版画、立体作品などを展示予定である。