EXHIBITIONS

ロナルド・ヴェンチューラ展—内省

ロナルド・ヴェンチューラ BOBRO 2018

ロナルド・ヴェンチューラ COMICOSMIC 2 2020

ロナルド・ヴェンチューラ UNTITLED 2021

 フィリピン出身の作家、ロナルド・ヴェンチューラの日本初個展「内省」が軽井沢ニューアートミュージアムで開催されている。

 ヴェンチューラは1973年生まれ。2008年、ニューヨークのギャラリーで「肌の形而上学」展において紹介されて以来、欧米各地と台湾や香港などのアジア圏でも作品を発表し注目を集めている若手作家だ。

 ヴェンチューラは、自らのアイデンティティを繰り返し深く掘り下げ、内省し、人間の表皮である「肌」の表現の可能性を探求している。その表現方法は初期作品から一貫しており、多分野を造形的に、かつ哲学的に取り込み、重ね合わせて絵画や彫刻に反映させている。

 本展は、30年におよぶ作家人生を回顧するもの。黄金の骨をたずさえる3メートルの《BOBRO(ボブロ)》や、漆黒の彫刻群「ブラックスターシリーズ」、アメリカ生まれの人気ポップアイコンや日本のアニメキャラクターたちが登場する世界の縮図的超大作など、立体から新作の絵画作品まで100点以上を展示している。