EXHIBITIONS

mtk+ vol.2

山中サマーソルトキック

勝木杏吏、木村舜、坂本森海、前谷開、村上美樹、若林亮

2021.07.31 - 08.29

キービジュアル

勝木杏吏 藍染石 2021

木村舜 ぼやけ 2021

坂本森海 泥かけ地蔵の感触を掴む 2020

前谷開 家族写真 2020

村上美樹 ソックモンキー_N #10 2020

若林亮 Changing slowly(Rostock) 2018

「mtk+」は、MtK Contemporary Artに隣接するカフェ「.S」の店舗内スペースで、若⼿作家を迎える展覧会シリーズ。第2弾では、滋賀県大津市山中町にある共同アトリエ「山中suplex」のメンバーをゲストに、展覧会とワークショップを開催する。

 山中suplexは2014年に設立。京都の市街地から車で約15分、京都と滋賀の県境にある比叡山に位置しており、在籍するアーティストは樹脂、金属加工、石彫、木工などの立体表現や、屋外での大規模な作品も制作している。当初から段階的に制作スペースや専門機材などを拡充し、16年からは半屋外の「山中suplexギャラリー」も設置。個人制作だけに限らず山中suplexとしても、イベント、展覧会、ワークショップなどを企画・実施しており、19年よりアーティストの積極的な国際交流を目的とした「山中アーティスト・イン・レジデンスオーダー」をスタートさせた。

 現在は12名のアーティストやキュレーターが山中suplexに在籍。制作だけではなく発表のスペースとしても機能しつつ、芸術家による持続可能な活動への支援、芸術家同士のフレンドシップに重きを置き、日々活動を続けている。
 
 本展には有志のメンバー6名、勝木杏吏、木村舜、坂本森海、前谷開、村上美樹、若林亮が参加。それぞれ、写真、陶芸、鉄彫、絵画、ぬいぐるみなどの様々なメディアで作品を制作しており、見てふれて楽しめるような展覧会となる。